出版社内容情報
小論文、卒論、エントリーシート、企画書などは、中身こそが勝負。平板な発想では読み手はついていかない。本書はウルトラマンや赤ずきんちゃんといった、誰でも知っているお話を材料に、問題点を多角的に引き出し論じていく。 大学生から一般社会人
内容説明
「ウルトラマン」「ウサギとカメ」「ちびまる子ちゃん」「マッチ売りの少女」「赤ずきんちゃん」など、材料は、誰でも知っているあのお話。
目次
第1章 中国故事『白馬は馬にあらず』―発想を拡大する最高の武器としての詭弁
第2章 イソップ童話『ウサギとカメ』―努力すれば勝てるのか!?
第3章 特撮ヒーロー『ウルトラマン』―ウルトラマンは本当に正義の味方か?
第4章 アンデルセン童話『マッチ売りの少女』―“悲劇”はもっといろいろ分析できる!
第5章 マンガ『ちびまる子ちゃん』―ちびまる子ちゃんの人気の秘密
第6章 御伽草子『一寸法師』―個性としてのコンプレックス
第7章 グリム童話『赤ずきんちゃん』―落とし穴はどこにあったか!?
第8章 アンデルセン童話『裸の王様』―ウソとは何か?
著者等紹介
宮川俊彦[ミヤガワトシヒコ]
1954年、長野県に生まれる。国語作文教育研究所所長。その他、国際学院埼玉短期大学副学長・教授、神田外語大学、東日本国際大学客員教授、中華人民共和国国立南開大学客員教授などを歴任。30年に渡る文章表現指導を通して、毎年子供から大人まで約2万件の文章を読解してきたこのジャンルの第一人者。現代社会の諸問題に関する評論家としても活躍中
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