内容説明
フリーカメラマンのタリーは、子供の写真集を出版するため世界各地を放浪していた。ところが、アフリカ北部の小さな町で写真を撮っているとき、突然出現した、馬に乗った一団に、砂漠の野営地へとさらわれてしまう。一団のボスらしき男は貴族的な顔立ちをしていて、身にまとっているローブも高級そうだ。どうやらタリーをスパイか何かと勘違いしているらしい。必死に説明しても埒が明かず、タリーは焦った。するとタリーが独身だと知った男は、平然と言った。きみに夫を見つけてやるから、ここで一生暮らすんだ、と。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
1
ヒロインは自分の行動に全く責任が持てず、紛争地帯も知らずにのこのことカメラマンだと粋がって行くことが信じられない。ヒーロー達に捕まると、プライドもなく、観光客だと嘘をつき、約束をした次の日には撤回するなど、支離滅裂です。血の気は多いけど、虚弱体質って設定が、無謀な行動を繰り返すヒロインに必要だったのかも疑問。家が貧乏で、家族が彼女を頼りきっているのが重荷で家を飛び出して、何年も連絡してないって、30歳にもなって情けないの一言。亡妻も愛せなかったヒーローがヒロインを愛するようになった理由も理解不能でした。2016/03/26
ユズキ
0
何故彼の元に戻りたいのか、イマイチ伝わってこなかった・・・。2009/04/08