出版社内容情報
ノンフィクション
煮えたぎったなべの中のように,混とんとしたカルカッタで,生がいをボランティアにささげたマザー・テレサと出会う筆者の感動。
内容説明
なべの中でぐつぐつと煮えたぎっているような街、インドのカルカッタ。飢え、貧困、死、そしてマザー・テレサの愛。筆者は、そのまっただなかで、ボランティアの意味を問いつづける。小学校中学年から。
目次
カルカッタの『マザー・ハウス』へ
『マザー・テレサとともに働く人』とは?
世界最悪?の都市へのバカンス計画
「インドはすごいよ。」
飛行機のなかはもうインドだった
すべてがまじりあったカルカッタのにおい
陶器のかけらがちりばめられた床
植民地支配の根拠地だったカルカッタ
人間であふれかえった廃墟
大地主の蔵にねむっていたごうかな馬車〔ほか〕