光文社新書<br> 誰が「働き方改革」を邪魔するのか

電子版価格 ¥836
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光文社新書
誰が「働き方改革」を邪魔するのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043100
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報

ダイバーシティが叫ばれる一方で、「頑張りたくても頑張れない人」を生んでしまう日本の働き方について多角的に論じる。

内容説明

少子高齢化で労働力が減少する日本。その対策として打ち出されたダイバーシティ。しかし、働き方改革による労働の多様化戦略は、なかなか浸透しない。それはなぜか?「長時間労働」「待機児童」「介護離職」「ぶら下がり社員」等々、問題が山積する社会で私たちが持つべきビジョンとは?“頑張りたくても頑張れない時代”を生き抜くヒント。

目次

序章 虚像と実像
第1章 頑張りたいのに頑張れない人たち
第2章 見えない壁
第3章 「意識改革」推進企業
第4章 よく働き、意識的に遊べ
第5章 新しい社会の姿

著者等紹介

中村東吾[ナカムラトウゴ]
1958年北海道函館市生まれ。中央大学文学部卒業。出版社勤務後、独立。有限会社ガルフ・ガルフ代表取締役。主に政治・経済関連、企業関係コンテンツの取材、執筆、編集を行う。寄稿では、IT・家電関連情報も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えいなえいな

11
現場目線で働き方改革を阻害しているものを書き出している感じでした。法や制度が変わっても残業を減らせなかったり職場でも家でも仕事、という人もいますが、そういう人はこれからやっていけないよという警告みたいな感じでした。これからはもっと広い視野を持って働いていきましょうと言うことが言いたいんだと思いますが、途中くらいからそれをダイバーシティという言葉で表しておりました。あまりにダイバーシティという言葉が連発されるので、もはやダイバーシティと言いたいだけなのでは、と思ってしまいましたね。2020/02/20

Kento

3
過去の神話となってしまった"一億総中流社会" 第二章での、日本の悪しき風習については よくまとまっていると思いました 全体として、具体事例があるのが良かったです ラストで、読者から募集している点も 良かった2021/03/11

ふたば@なんだか人生やけくそモード

3
こうした、善と悪で対比させて何かを語るというやり方は、あまり好きになれない。「既存の男性社会は悪・女性は善」「欧米は善・日本は悪」などのように、対比させるのはいかがなものか。国の成り立ち、歴史的背景など、それぞの国や世代を取り囲む状況は一つ一つ異なるし、一口にダイバーシティなどと言っても、取り組み方は統一ではない。効果的な政策が出せないと言っても、誰にとっても完璧な政策などどこにもない。働き方について、こう紋切り型に過去のやりかたをあげつらわれ、個性個性と高らかに叫ばれても、共感は出来ない。2018/10/06

Bill

3
基本的には著者の視点は自分の考えと合致する部分が大きかった。ただ、意識改革だけでなく、制度改革としてのヒントが欲しくて読んだものの、それに見合うものは見つけられなかった。日本の働き方改革って、それがポイントだと思うのですが。2017/11/06

トリプルアクセル

3
特に真新しいことが書いてあるわけではなく、少し残念な内容だった。2017/09/30

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