- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
突然できた5人の義妹たちとの生活にも慣れ、少しずつ「家族」に近づいてきた5月。
文化祭を目前にして、四女・風香から「アイドルになりたい」という夢を打ち明けられて!?
他の家族には、アイドルを目指していることは秘密らしい。
このままではトラブル必至……。
そこで陸都は風香のマネージャーを務めながら、家族の間を取り持つために奮闘することに!
まずは文化祭ステージを成功させることはできるのか――!?
「兄ちゃん。うち、ほんとは……諦めたくないよ」
夢にひた走る義妹の、いちばん近くで。
ひとつ屋根の下紡がれる青春同居ラブコメ、第2弾!
【目次】
内容説明
突然できた5人の義妹たちとの生活にも慣れ、少しずつ「家族」に近づいてきた5月。文化祭を目前にして、四女・風香から「アイドルになりたい」という夢を打ち明けられて!?他の家族には、アイドルを目指していることは秘密らしい。このままではトラブル必至…。そこで陸都は風香のマネージャーを務めながら、家族の間を取り持つために奮闘することに!まずは文化祭ステージを成功させることはできるのか―!?「兄ちゃん。うち、ほんとは…諦めたくないよ」夢にひた走る義妹の、いちばん近くで。ひとつ屋根の下紡がれる青春同居ラブコメ、第2弾!
著者等紹介
榛名丼[ハルナドン]
静岡県静岡市出身。東海大学文学部日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
突然できた5人の義妹たちとの生活にも慣れ、少しずつ家族に近づいてきた5月。文化祭目前に控え、四女・風香からアイドルになりたい夢を打ち明けられる第2弾。他の家族にはアイドルを目指していることは秘密でトラブル必至。そこで風香のマネージャーを務めながら、家族の間を取り持つために奮闘する陸都。義妹たちとも少しずつ仲を深めていく中、掴み所がない火鈴や陰ながら応援する水緒も印象でしたけど、悩める風香に寄り添って義妹や両親たちも応援してくれて、緊張しながらもライブをやり遂げてみせた風香のこれからに期待したいところです。2025/11/10
真白優樹
15
妹たちとの距離も縮まり文化祭も迫る中、アイドルになりたい四女、風香を手伝う今巻。―――心配に示せ、貫きたい夢の輝きを。 風香を掘り下げ彼女の魅力を語っていく巻であり、やはり心配してくる地夏とぶつかりあったりしながらも背を押していく、よりホームドラマものとして面白くなる巻である。夢へは届かず、けれど停滞を超えるという確かな一歩は掴んで。果たして次に当番回となる妹は誰であろうか。陸都は今度は、妹のどんな問題に立ち向かっていくことになるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/11/27
rotti619
8
四女の風香回。文化祭のステージで歌う事になった風香からアイドルを目指していると相談を受けた陸都が、マネージャーを務めながら、家族間に横たわる問題を解決していく、というお話。今までの境遇から5姉妹間でそれぞれ意見が異なっており、協力する者・反対する者・傍観する者と離れてしまった姉妹間の心を義兄である陸都が奮闘して繋いでいくという、前巻に引き続きホームドラマ色の濃い内容となっている。これが中々秀逸な出来で、ただ上手く行くというのではなく家族としての在り方を問う内容が良かった。今はまだ恋愛色は薄めで良いと思う。2025/12/02
椎名
7
変わらず良かった。今回は四女の風香巻。アイドルになりたいという夢を持つ妹と、どうしたってその難しさや危険性に目を向けずにはいられない姉、に挟まれる義理の兄の図だが、全員がただ自分の意見を通そうとするのではなく少しずつ現実的にすり合わせて歩み寄ろうとする努力があって誠実な一冊だなと感じた。アイドルは現代ではありふれたモチーフ、存在だが、憧れたきっかけ、実際のライブの雰囲気、ただ輝く星ではなく終わりが確実にあるということまで含めて丁寧に描いてくれたのが生っぽくて良かった。2025/11/11
パパサレン
6
前巻読後の予想が外れて四女の風香ちゃん回。なんですが他人を兄と呼びたくない地夏ちゃんや他の姉妹にヤキモチ焼く水緒ちゃんにハートを撃ち抜かれました。今度こそ火鈴ちゃんのツンの謎解きを。2025/11/16




