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出版社内容情報
第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞の東洋宮廷ファンタジー、待望の第2巻!
鳳晶と勾蓮、二つの民族が混在する秦國。
博宝局の新人局員・水瀬鷲は、美貌の天才局長・万千田苑閂と、持ち主の心の闇を具現化し怪異を起こす“鳳心具”による事件を日々調査していた。
そんな二人は、ある事件をきっかけに天笠摩伽羅と対峙することに。鳳心具を使って国の混乱を狙う芙蓉座の座長である摩伽羅は、鳳心具の重大な秘密を手に入れようとある里を狙っていて――。
一方、宮廷では第一皇子・玖矛に命の危機が。民族間の悲しき歴史が生んだ怨嗟を、二人は祓うことができるのか!?
◆◆◆登場人物◆◆◆
【万千田 苑閂 (まちだ えんさん)】
無愛想だが非常に端正な顔立ちで、若くして博宝局の局長を務める。愛称は苑。
先住の民・鳳晶の血を引き、優れた身体能力と五感を持つ。
【水瀬 鷲 (みなせ しゅう)】
博宝局に配属された文官の青年。
心優しいがそれ以外に取柄が無く、自分に自信を持てずにいる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つじ みやび
1
2巻発売おめでとうございます!!また鷲君、苑さんの活躍が見れたことがめちゃめちゃ嬉しいです。ですし、暁君と玖矛様の2人ももうよかったですね……こういう主従関係というか悪友というかという雰囲気が大好きです。 そして今回も鳳心具の描写が非常によかった……私は滑瓢の吊り灯篭が大好きでした。いや、耳飾りはかっこよかったし、簪はちょっとコメディな感じもあって好きだったし、首輪もお話が進んでいく、作中世界の闇が見えていく感じがすごく好きでしたし……。つまり全章好きです。 でもここで終わらせるのは!あの、あのー!!2025/05/23