出版社内容情報
PHP研究所創設70周年記念出版シリーズ「日本の企業家」2巻。経営学の泰斗が経営戦略に焦点をあわせて論じる新たな「幸之助」論!
加護野忠男[カゴノタダオ]
甲南大学特別客員教授、神戸大学名誉教授
内容説明
「赤字は罪悪」「見えざる契約」「共存共栄」「生成発展」―幾多の至言に彩られるパナソニック創業者の事業創造の足跡。
目次
第1部 詳伝 道は無限にある―事業創造を彩る折々の言葉とともに(企業家・松下幸之助の登場;創業期の事業創造;躍進と艱難辛苦の時代;窮地からの生還、そして飛躍;再登板、力ある限り;企業家の最期)
第2部 論考 “経営の神様”の核心に迫る―戦略的経営者としての松下幸之助(経営戦略論からみた「幸之助」;戦略を支えた経営理念;理念にもとづく人材開発・育成;人を活かす経営組織と組織ガバナンス)
第3部 人間像に迫る 経営とは生きた総合芸術である―企業家・松下幸之助の残影(企業家活動の源泉―その言葉にみられる行動原理;家族が語る幸之助の素顔)
著者等紹介
加護野忠男[カゴノタダオ]
1947年大阪府生まれ。神戸大学大学院経営学研究科修士課程を修了後、同研究科博士課程に学ぶ。その後、同大学経営学部助手、講師、助教授を経て、88年に神戸大学経営学部教授、99年より神戸大学大学院経営学部研究科教授、2011年に退官、同大学名誉教授となる。現在は甲南大学特別客員教授をつとめる。日本の経営学界を牽引してきた一人であり、専門は経営戦略論、組織論である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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葉
まつもとそうま