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出版社内容情報
「水泳部の町野さんはいつも部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに、永遠に感じられた夏休みの部室。けれどこの夏が終わるとき、ふたりのドミノが一斉に倒れ始める――」
「いきなりラノベっぽいあらすじを語り始めてどうしたの、町野さん」
「オタクに優しいギャルなんていない! でも文化部男子と仲よくしてくれる運動部女子はワンチャンいるかも――!? 異文化交流ラブコメ、ここに開幕!」
「ラノベあらすじに特有の、よくわからない『――!?』を使いこなして――!?」
内容説明
ツッコんだら負け?な文化部×運動部ラブコメ!「水泳部の町野さんは部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに、永遠に感じられた夏休みの部室。けれどこの夏が終わるとき、ふたりのドミノが一斉に倒れ始める―」「いきなりラノベっぽいあらすじを語り始めてどうしたの、町野さん」「オタクに優しいギャルなんていない!でも文化部男子と仲よくしてくれる運動部女子はワンチャンいるかも―!?異文化交流ラブコメ、ここに開幕!」「ラノベあらすじに特有の、謎の『―!?』を使いこなして―!?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
32
ボケる女子にツッコむ男子。ドミノ部所属の陰キャ男子・二反田くんと水泳部所属の陰キャ女子・町野さんによるショートコント集的な連作短編集、と見せかけたじれったいラブコメ。前半は前述の通りコント集的に思えましたが、しだいに ”ラブ”面が増していき、気が付いたら二人のやり取りがまるで「夫婦」漫才のようになっていく展開が刺さりました。お互い相手の自分に対する気持ちを察しながら、二人とも関係を進められないというもどかしさもジレジレラブコメとして良きですね。続編を楽しみにしています。2025/02/09
よっち
27
いつも部活が始まる前に、二反田しかいないドミノ部に顔を出す水泳部の町田硯。文化部男子×運動部女子のツッコんだら負けな異文化交流ラブコメディ。コント仕立ての会話でボケ倒す町野を、ツッコまずにはいられない二反田。ボケては返すの言葉尻や恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに永遠に感じられた夏休みの部室。時には2人で出かけたりもしながら、かけがえのない交流を積み重ねて、二反田の友人アフロ八木や彼と同じ中学出身の雪出、ファッションヤンキーの安楽寝、調理部の坂本といった面々も絡めながらの楽しい日々は青春していましたね。2025/02/09
わたー
22
★★★★★面白かった。ドミノ部に所属する主人公と、部活前に彼の元へ足繫く通う水泳部の町野さん。一見すると不釣り合いにも思える二人の、気の置けない掛け合いを楽しむ日常コメディ。あらすじの段階で町野さんがボケ倒していたので、嫌が応にも期待値の高かった作品だったのだが、読んでみるとその期待を遥かに超えて面白かった。作中でも冗談めかして言っていたけど、オタクにも理解のある運動部系女子っていいよね。主人公の自己肯定感が低いので、時折、不用意な発言で彼女を不機嫌にしてしまうところこそあれど、2025/02/15
椎名
13
ここまで会話中心な作品も珍しい、合う合わないは非常にハッキリ分かれそうだがテンポ感が合えば(乗れれば)楽しく読めると思う。かなり独特な作りで挑戦的な一作とも言える。映画ネタやあるあるネタなんかを理解して拾えるかどうかも大きい気がする。2025/02/16
れっちん
12
甘酸っぱいよーーーー 陰キャと陽キャの恋愛ラブコメってこういうのだよな、という作品 陰キャ男子の二反田くん(ドミノ部)と陽キャ女子の町野さん(水泳部)の会話劇が中心なんだが、正直初めは、????んんんん??? と思ってた。(会話のテンポについてイケなかったというか) ただ、まあ途中から少しづつ甘酸っぱさが増していき、ああ、なるほど、まさにこれ青春ラブコメだわ。高校生のジレジレラブコメのお手本の様な作品。 甘いんじゃないんよ。甘酸っぱいんよ。 こういう現実的なラブコメ、嫌いじゃないよ←素直じゃない。2025/02/11
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