メディアワークス文庫<br> かりそめ夫婦の縁起めし―小料理屋「春霞亭」

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メディアワークス文庫
かりそめ夫婦の縁起めし―小料理屋「春霞亭」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049139587
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『幸せにならなくていいから一人でいたくない』
 ブラック職場に疲れ果てた花澄が辿り着いた、閑古鳥鳴く老舗小料理屋「春霞亭」。店主の敦志と利害の一致から契約結婚した花澄は、共に店の再建を目指すことになる。
 華やかな街並みから浮いた古びた店構えに、センス無しの盛り付け、ヘンテコな内装。味は絶品だけど問題が山積みな店を繁盛させるため協力する二人の間には、次第に特別な想いも芽生えていき――。
 幸せ願う縁起めしを届ける、美味しい小料理屋奮闘記。

内容説明

契約夫婦が紡ぐ小料理屋立て直し物語。『幸せにならなくていいから一人でいたくない』ブラック職場に疲れ果てた花澄が辿り着いた、閑古鳥鳴く老舗小料理屋「春霞亭」。店主の敦志と利害の一致から契約結婚した花澄は、共に店の再建を目指すことになる。華やかな街並みから浮いた古びた店構えに、センス無しの盛り付け、ヘンテコな内装。味は絶品だけど問題が山積みな店を繁盛させるため協力する二人の間には、次第に特別な想いも芽生えていき―。幸せ願う縁起めしを届ける、美味しい小料理屋奮闘記。

著者等紹介

江中みのり[エナカミノリ]
兵庫県出身。第24回電撃小説大賞で“メディアワークス文庫賞”を受賞した、『吉原百菓ひとくちの夢』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

95
読み始めたときはなんか、二人とも性格悪いなと思っちゃったけど、本当はそうじゃなかったのか、二人が変わっていったのか。いい面が出てきたのかな。変わっていく二人が見られて良かったです。2022/02/10

のんちゃん

34
結婚はピンとこないが、この先一人で生きていくのは嫌だと感じた花澄と、どうしても一ヶ月後に結婚式をあげたい板前の敦志は、ひょんなことから出会いお互いの利害が一致して契約結婚をする。お決まりの契約結婚ものかと思って読み始めたが、主題は人に思いを伝えて分かり合うようになる事だった。う〜ん、面白いのは面白かったのだが、契約結婚である必要があったのかという点では疑問。メディアワークス作品ならではの軽いタッチで読みやすかったのだが、もうちょっと設定が違った方が主題を前面に押し出せたのではないかとちょっと残念だった。2021/09/27

30
新刊棚にあった作品、初読みの作家さん。さくさくと♪お話だからな展開でしたが、お店をどうしたら良くできるのか、一緒に暮らすには、お互い理解するには、そうだよねぇ~と楽しみました。2021/09/02

よっしー

26
色々な契約結婚の話は読んできましたが…「一人でいたくない」女性と、「恋人に幸せだと見せ付けたい」男性の結婚は中々に面白かったです。ただ、自慢方法がSNS…別れた相手の物をわざわざ見に行くというのが個人的には理解出来ませんでしたが、その先へと進めたので良かったのかな。これから先の幸せを願いたくなる二人でした。2022/08/09

しぇん

20
KindleUnlimitedで。偽装結婚物は多いですけど、その中でも中々とんでも結婚だな、と、始まり方には驚きで一杯でした。あと和食の修行完了しているのにセンス0の見た目で出すとかありえないだろう?とかツッコミどころが中々多かったです。あっさり成功曲線の店になったりと色々思うところありますが、何となく読むには良かったかなと2023/04/10

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