出版社内容情報
旧世界の存在、そしてアキラとユミナの邂逅がもたらすものは――
内容説明
ハンター稼業を再開したアキラは、アルファに案内されたクズスハラ街道跡の奥部で、黒いドレスを身に纏った美女と出会う。遺跡の管理人格を名乗るツバキは、アルファに対して不機嫌な態度を隠すことなく…。その後、アキラはクガマヤマ都市からハンターランク調整依頼を受けさせられるが、同行者としてユミナが選ばれ…!?クガマヤマ都市、ドランカム、そして旧世界の存在であるアルファとツバキ。様々な者達の思惑は、より多くの者達の望みと運命を巻き込んでいく。怒濤の連続刊行で贈るシリーズ前半戦、クライマックス!
著者等紹介
ナフセ[ナフセ]
電撃“新文芸”スタートアップコンテスト応募作『リビルドワールド』で大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
22
兵器企業の新型人型兵器を強化服だけで壊滅したアキラ。その混乱が落ち着く前にツバキと名乗る管理人格が管理する遺跡の奥から旧世界の情報端末を回収して来る。その情報端末をシェリルの店で販売するのだが、そこにヴィオラが混乱を誘発するためにシェリルとクガヤマ都市の上役を誑かして色々と暗躍する。そして情報端末を取ってきたアキラは、新型人型兵器を開発した会社から疎まれてクガヤマから離れてハンターランク調節依頼を請ける。そこにクガヤマから監視者としてドランカムのユミナが派遣されて来て、アキラとユミナのコンビが暴れ回る。2022/09/25
alleine05
9
今回は話の流れ上、ユミナと行動を共にする場面がほとんどで、ユミナの出番が多いのは良かったのだけど、逆にいつものアルファとのやりとりは少なめだったのはちょっと残念。そしてヤバい相手からにらまれることになってしまってユミナさんピンチな気が。次巻あたりで死んでもおかしくなさそう。アキラはまたも装備を総とっかえすることになったわけだけど、さすがにこう頻繁に装備を変えてるとシズカさんに危ない橋を渡っているのがバレるのでは(笑)2022/05/10
ささきち
8
今回はアキラのハンターランク詐欺が許せねぇよなぁ!という会社が現れたので都市としても遺物は売らないし戦績は買っちゃったしで上がる要素がないアキラをそろそろ適正ランクにしようかということで始まるレベル上げ回。特に動きが激しかったのがアキラの人間関係ですよ。短期間チームを組むとか依頼を受けることはあったが長期間に渡って行動を一緒にするのは初めて出し、その相手がユミナということでまさかこの作品でNTRが発生するのか!?と思ったが彼女の想いはどこまでもカツヤ一筋なのだが、そのカツヤが一欠片も希望もないシェリルに2023/09/09
issei
6
それぞれの思惑の絡め方が相変わらず面白いところに、この世界特有の事情で場がひっくり返るのに毎回ハラハラしてしまう。2022/05/19
むらさき
5
ツバキの登場と自動人形回。 ユミナがどんどん強くなって相棒みたいな立ち位置になってた。。。 アキラを中心に他キャラのやり取りがどんどん面白くなってきてる。 アキラ中心の話とシェリル中心の話で進んでくの良い。 リオンズテイル社編が好きなので、それが小説版だとどうなるか楽しみ。2024/07/13