内容説明
「…ちっ。胸クソが悪くなるね」『悪役令嬢』に転生した元ヤクザのキリハだったが、持ち前の度胸で婚約破棄も乗り越え、周囲からの評価を高めていた。これを疎ましく思ったもう一人の転生者ユリアナは、キリハを破滅させるため陰謀を巡らせる。暗殺に反乱画策、更には戦争まで!?より大きくなった破滅フラグを打ち破る、痛快活劇ファンタジー、第二弾!
著者等紹介
翅田大介[ハネタダイスケ]
『カッティング―Case of Mio Nishiamane』で第1回ノベルジャパン大賞佳作受賞。HJ文庫にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホシナーたかはし
16
嗚呼、面白かった!!ユリアナのターンは反吐が出ますが、クライマックスの「ザマァ」を読めば、とんでもない爽快感に胸がすきます。彼女の最後は、怖かったし数ある主人公転生ものの中ではダントツにひどい・・・魔族側の、特にエーラ・エーメやリディリアーネの話や後日談、甘い話をお願いします!2021/02/03
nishiyan
16
婚約破棄イベント等の罠を乗り越え、ますます名声を欲しいままにするキリハ。そんな彼女を排除するためにユリアナが暗殺、領地の反乱画策と新たな破滅フラグを用意して襲い掛かる本巻。キリハが前世で得た知識だけでなく、持ち前の一本気な性格で無双していく姿は心地よく、そこに惹かれ集う仲間たちの気持ちの良さもまた格別。魔王との一騎打ちは見物。決戦後、自分へ向けられた好意に疎いキリハには苦笑いだが。対照的にユリアナは…。前世と現世が交錯したラストは圧巻。この物語は一旦、閉幕。キリハがこれからどんな活躍をするのか気になった。2021/01/27
梅みかん
11
ユリアナの死んでも治らなかったクズっぷりが、キリハの姐御の侠気をより鮮明にさせた。 普通の女の子みたいな生活は遠そうだけど、悔いのない人生はおくれそう。その中でこれからも多くの人を魅了するんだろうな。2024/12/13
TAMA
11
途中の、「自分が屑なこと」を知ってるからここから逃げる、私は正しいから逃げない、の会話が最後に効いてると思った。「他人は自分の楽しみために存在する」こっそりか本気でそう思ってるか。育ってきた価値観を転換するのは難しい。姐さんが男らしいんだけど、そうじゃない柔らかさとかになるほど。殺人依頼を霧散させ、革命を無意味にし魔族を取り込んでこの先どこに向かうのか、いい男育てかな。5年待ってやるって言ったもんね2021/04/30
T
11
悪役令嬢キリハレーネに転生した元ヤクザ組長の霧羽。彼女は自信を破滅へ追いやるために仕掛けられた罠を粉砕し、名声や評価を高めていく。が、黒幕はそんな彼女にいら立ちを募らせ、より過激な手段をとりだす。元ヤクザ組長の破滅フラグ粉砕ストーリー、第2弾。苛烈になっていくあの手この手でキリハを破滅させようとする黒幕の内心が恐ろしい一方で、それらの策をことごとく粉砕していくキリハやクライマックスが痛快でした。物語は落ち着きましたが、キリハたちの物語がどうなったのか気になります。2021/02/06