電撃文庫 ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい〈２〉

五十嵐 雄策【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 265p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049134957
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

朝の通学途中に名前を連呼されたり、お弁当のハート形卵焼きを食べるところを凝視されたり、部活でアドバイスをしたら１０倍くらい褒め返されたりと、相変わらず龍之介に一日三回、時にはそれ以上照れさせられている花梨。そんな２人が所属する放送部は、文化祭でニャンメイドカフェをやることに。猫耳＆尻尾のメイド姿となった花梨に、大きくてきれいでスタイルもいい後輩の星菜や、明るくてフレンドリーな先輩の真衣も加わりお店は大繁盛！…だけど、龍之介は花梨にしか興味がなく！？照れてる先輩がひたすらかわいい第２巻は、メイド花梨が爆照れで大ピンチ！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒロロシ33]

花梨の早とちりはいい加減直して欲しい(笑) テンパっちゃうのは分かるけど、人の話を最後まで聞くのも先輩として大事だと思う。 龍之介も花梨先輩を喜ばせることははいっきり言うのに、大事なことはちゃんと言おうよ、結果おうらいなのはよかったけど。

2022/04/11

[よっち]

龍之介と花梨が所属する放送部は、文化祭で後輩の星菜や、明るくてフレンドリーな先輩の真衣たちも加わり、猫耳&尻尾のメイド姿のニャンメイドカフェをやることになる第二弾。名前連呼とか凝視とか褒め返しとか龍之介に一日三回、時にはそれ以上照れさせられる花梨のチョロインっぷりには苦笑いでしたけど、流れ弾で周囲のヒロインたちまで被弾している気がするのはご愛嬌というか。でも彼はどこまでも一途で、勘違いやすれ違いはあってもきちんと向き合って乗り越えて、ゆっくりでも確実に絆を深めてゆく二人の両片想いっぷりが微笑ましいですね。

2020/11/10

[げんごろう]

舞台は文化祭。龍之介が無自覚にヒロイン達へ放つ一言一言はまるでプロポーズのそれで……。勘違いして彼女と名乗る子が出てきても文句言えないレベルですね。そのうち龍之介被害者の会が発足されそう(笑) 今巻も存分に“可愛い”を堪能できて大変癒されました！

2020/11/18

[ひぬ]

喜ばせたい後輩VS照れたくない先輩の攻防第2巻。文化祭に向けて出し物として、ニャンメイドカフェをやる事になった放送部。龍之介の天然たらしっぷりは健在で、むしろ拍車がかかってました。新システムの累計アウトシステムは悪くはないと思いましたが、想いが実るのがそれでも遠い…文章にものすごい安定感があり、とても読みやすかったです。

2021/02/05

[真白優樹]

相も変わらず龍之介に花梨がどんどん照れさせられる中、文化祭でニャンメイドカフェをやる事になり、新たな騒動が始まる今巻。―――行かないで、それは気付いた自分だけの思いの形。　名前を連呼したりさらりと誉め言葉を繰り出したり。一日何回もアウトになりさながら猫のように叫ぶ花梨の可愛さが更に激しくなる中、勘違いとすれ違いで花梨が涙する事となる巻であり、すれ違いながらも真っ直ぐに向き合い、少しずつ迫り合っていく二人の様子に愛おしさが更に爆発する巻である。果たして、次の騒動は何になるのか。 次巻も勿論楽しみである。

2020/11/11