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出版社内容情報
世界中の人が忘れても、キミへの恋を忘れない。
内容説明
菜花は人の記憶を読み取ってしまう能力を隠し、友人もつくらず孤独な高校生活を送っていた。ある日、学校の人気者ながらどこか陰のある少年・良爾から、自分にまつわる記憶を読み取ってほしいと頼まれる。世界に馴染めない者同士、足りないものを補い合うように記憶を手繰っていくふたり。次第に菜花は良爾へ惹かれていく。しかしある時から読み取ったことがない不思議な映像が見えるようになり―。ふたりを待つのは、あまりにも切なくて残酷な真実だった。
著者等紹介
佐織えり[サオリエリ]
Web上で人気を集め長く活躍を続ける女性作家。Saori名義でのホラーを中心とした著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
6
読んでてどこかグラスリップっぽさを感じたが話の内容はグラスリップとは全然違うオーソドックスなファンタジー要素の入った青春ラブストーリーだった(まあグラスリップみたいな異色作がホイホイ出てこられても困るけどw)2020/07/11
リク@ぼっち党員
5
正直よくわからなかった。作品の特性上仕方ないことだけど、視点が急に変わるので「今どういう状況?」となることがしばしば。ラストの流れはいい話だったと思うけど、今一歩話に入りきれなかった。丁寧に読み込めばまた印象が変わりそう。2020/07/28
椎名
3
誰が何をしているのか、何が起きているのかがわかりづらく、目が滑る感覚があり入れ込めなかった。主人公(ヒロイン)が何者なのかというネタばらしはなるほとど思ったが、全体的にぼやけた印象。今後に期待。2020/07/06
有彩
1
学生や若い子向けだと思います。分からない人もいるかも知れないけど、トリックがあって2回読むとより深く楽しめます。ラストがとても切なくて涙が……何気ない1日も大切な記憶で、そこにいてくれる人を笑顔にできるよう、努力したいです。とても素敵な作品でした。2020/07/10
ぬりかべ
0
やや唐突感が否めない導入部 視点ががらりと変わるシーン 結末はなんとなく予想通り 王道のストーリー展開を目指したと 思うけど途中で斜め読みしてしまったところを見るに 台詞回しにやや違和感を感じたんでしょう。2021/10/27