内容説明
おせんげんさんと静岡人の絆はこんなに強かった!その芸能と祭りから、秘められた静岡人のパワー再発見!!千年の歴史に秘められた稚児舞楽の謎。今こそ知りたい静岡まつりのルーツ。歴史、民俗、祭り好きな人必読。
目次
第1章 静岡浅間神社の稚児舞
第2章 廿日会祭のいま
第3章 静岡浅間神社の歴史と神事
第4章 建穂寺の歴史と稚児舞
第5章 江戸時代の町方と廿日会祭
第6章 明治維新に揺れた駿府と徳川慶喜
第7章 廿日会祭復興と静岡まつり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラムボン
8
静岡浅間神社の例大祭である廿日会祭(はつかえさい)が4月1日~6日にあります。その中で特に目を惹くのが、お踟(おねり・山車)曳き廻し、そして稚児舞です。ただ現在では廿日会祭に呼応して始まった「静岡まつり」…大御所花見行列や夜桜乱舞などの市民祭り…の中に埋没しているようです。この本は、もう一度、地域の歴史と伝統文化である本来の祭りの姿を知ってもらいたくて、書かれたようです。ただ歴史や民俗学の専門家が書いているので、容赦ありません。私には必要以上に詳しすぎました。2025/03/29
kabosan
1
タイトル通りです。最近の成り手がない問題についても細かく書かれていて面白かったです。後ろの方に行列のイラストがカラーであったけど、大根人形とかネズミのお面とか可愛かった。2023/05/13