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出版社内容情報
魔王、遂に勇者の自宅に行く!? 庶民派ファンタジー、第20巻!「勇者が魔王の城に攻め込むのは自然なことです! 魔王が勇者の自宅に来るなんてことはあり得ません!!」
アシエスに続き、姉であるアラス・ラムスにも異常が発生。娘を救うため、頑なに拒否する恵美を説得し、永福町の恵美の自宅に行くことになった魔王だが……。
一方異世界エンテ・イスラでも各国との調整が最終段階となり、いよいよ魔王城が打ち上がるのか──!?
和ヶ原 聡司[ワガハラ サトシ]
著・文・その他
029[オニク]
イラスト
内容説明
「勇者が魔王の城に攻め込むのは自然なことです!魔王が勇者の自宅に来るなんてことはあり得ません!!」アシエスの暴走した食欲に続き、姉であるアラス・ラムスにも異常が発生してしまう。娘を救うため、頑なに拒否する恵美を説得し、永福町にある恵美の自宅に行くことになった魔王。玄関で履かされたスリッパ、大きな冷蔵庫、部屋についているお風呂と、六畳一間の魔王城との格差に圧倒されつつ、親子三人の同居生活が始まるのだが…。一方、異世界エンテ・イスラでは各国の調整が最終段階となり、いよいよ魔王城が打ち上がるのか―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
52
この物語の主人公は、実は魔王ではなく、千穂ではないのか? ますますそう思えるほど、千穂の果たす役割は大きい。まさか世界のために、ここまでやるとはね。かなり前から始まった大きな課題について、かなり長丁場になると思っていたのに、あと本編は残り1冊! 次はまたしてもスピンオフ。いったい最終巻はどうなるのだろう? さて巻頭では、これまで隠されていた壁が一気にくずれて、東京の日常とからまっていく。まさかあの幡ヶ谷店で、こんな光景が繰り広げられるとは、想像もできなかった。読者の予想をよい意味でくつがえしてくれる。2022/09/21
よっち
46
アシエスに続き姉であるアラス・ラムスにも異常が発生。娘を救うため、頑なな恵美を説得し永福町の恵美の自宅に魔王が同居することになる第二十弾。アラス・ラムスのために始まった同居と、駆け巡った情報に対する各々の反応。自分の望みを叶えるため、思惑渦巻く諸勢力を相手にサミットを開催すべく奔走する千穂。それぞれの反応になるほどなあと思いながら読みましたけど、ほんと二人の関係はどんな感じに着地するんでしょうね。千穂は今回ほんと頑張りましたけど、個人的には最後の戦いよりも人間関係がどう決着するかの方が気になります(苦笑)2019/01/17
中性色
33
ほんの小さな出来事で。今回はクライマックスにむけての精算回といった感じ。ただ、そのためかメインは同棲の話なのに話や目線がブレまくりなので読むのが力がいる。しかし、セフィラってなんかそれぞれの弊害がいわゆる大罪的なものに近いものを感じる。しかし、今回サリエルがやたら所帯じみたところばっかりだったな2018/12/11
こも 旧柏バカ一代
26
魔王と勇者が同棲し始めた!!www理由は娘の精神安定のため。そして、勇者は魔王に・・養育費を請求する!!!www それに戦慄して屈する魔王と悪魔大元帥。最高ですw2019/10/21
まるぼろ
24
さて今巻は、最近仕事が忙してくて両親に余り構って貰えてなかったアラス・ラムスの為に真奥が恵美の家で同居生活をしたり、ちーちゃんがちーちゃんを卒業する為に悪い女になっちゃったりと、そんな話です…w 取り敢えず思った事は、今巻ではちーちゃんは本当にお疲れ様でしたという事と、最後の真奥のセリフも相まってか、元を辿れば大概ライラが悪いな、と言うか恵美に母親面したいなら真奥に対しても多少は母親面すべきではと思ったくらいですかね。他にもエメラダの過去とそこから来る葛藤を知らされたりした事もあってか、→2018/12/10
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