内容説明
誰より深く旅を味わう人文学的旅への誘い。コロナ後の日本観光の“復活”は、コロナ以前への“復旧”であってはならない。
目次
序章 読書力と人文知、そして観光文化
第1章 「深掘り観光」序説
第2章 湖北の祈りと湖東の憂愁―淡海を旅して
第3章 金沢の影笛
第4章 濃尾参州の惜日
補章 作中ゼミナール:「文化政策」私観
著者等紹介
井口貢[イグチミツグ]
1956年滋賀県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了。岡崎女子短期大学助教授、岐阜女子大学文学部助教授、京都橘女子大学文化政策学部教授を経て同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授。文化政策学・文化経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
深掘り観光序説:5つの文言あるいは3つの心 湖北の祈りと湖東の憂愁―淡海を旅して:名作の復刊 『星と祭』 近代産業文化遺産の消滅 金沢の影笛:豊かな学術と文芸のまち 金沢の光と影 観光文化論の視座と金沢の思想 金澤・読書ノオト 濃尾参州の惜日・「観光文芸」の巨星墜つ 『濃尾参州記』 作中ゼミナール・「文化政策」私観:文化政策 文化資源 文明と文化の差異 文明的挫折と文化の力 人文知と社会科学的暴力 文化政策が創造的であるために 地域社会とその創造性の問題 「しごころ」の大切さ2021/05/12
Hideichi Sekiya
1
誰をターゲットとしているのか、よくわかりません。 本書に出ていた観光業と観光産業の違いについてはその分野の方と私のサラリーマン時に交流していたので、重々知っています。2021/08/16