出版社内容情報
少年の保護と犯罪対策という二面性をもつ少年法を,少年審判実務に現に携わる裁判官をはじめとした実務家が中心となって解説した手引書。現在の実務の到達点を明らかにし,制度とその運用の実像を浮き彫りにする。令和3年改正や最新の裁判例・運用等に対応した最新版。
内容説明
信頼の少年法注釈書、第5版!!令和3年の少年法改正を中心とする最新の法改正に完全対応。最新の実務の到達点を明らかにし、少年事件手続の正確な理解と運用の実情把握に資する必携の一冊。
目次
少年法(総則;少年の保護事件;少年の刑事事件;記事等の掲載の禁止;特定少年の特例)
少年院法(抄)(第1条(目的)
第4条(少年院の種類) ほか)
少年鑑別所法(抄)(第1条(目的)
第16条(鑑別の実施) ほか)
更生保護法(抄)(第1条(目的)
第16条(所掌事務)・第41条(仮退院を許す処分)・第46条(少年法第24条第1項第3号又は第64条第1項第3号の保護処分の執行のため少年院に収容中の者の退院を許す処分)・第47条の2(収容中の特定保護観察処分少年の退院を許す処分) ほか)
著者等紹介
田宮裕[タミヤヒロシ]
昭和8年生まれ。昭和30年東京大学法学部卒業。北海道大学助教授、立教大学教授を経て、亜細亜大学教授(平成11年1月逝去)
廣瀬健二[ヒロセケンジ]
昭和25年生まれ。昭和48年立教大学法学部卒業。昭和50年横浜地裁判事補任官。東京地裁判事、水戸家裁判事、東京高裁判事、横浜地裁部総括判事等、立教大学教授を経て、現在、早稲田大学社会安全政策研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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