電撃文庫 レンタルＪＫ犬見さん。

三河 ごーすと【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048932479
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　レンタルビデオ店TSURUYAで働く柴崎は……。「お仕事の相談なんですけど、わたしと付き合ってください！」新人バイトの犬見さんから告白される。
　彼女は成績優秀、運動神経抜群の完璧美少女。だが致命的な映画オンチだった！
「柴崎さんが映画好きしか愛せないというなら、映画を好きになってみせます！　だから、一人前の店員になれるように、わたしを調教してください！」
　一途でカワイイ後輩からの（病的な）アプローチをかわしながら、柴崎は仕事を教えきることができるのか!?

内容説明

レンタルビデオ店ＴＳＵＲＵＹＡで働く柴崎涼介は…「お仕事の相談なんですけど、わたしと付き合ってください！」新人バイトの犬見美咲から告白される。彼女は、成績優秀、運動神経抜群の完璧美少女。しかし致命的なほどの映画オンチだった！「柴崎さんが映画好きしか愛せないというなら、映画を好きになってみせます！だから、一人前の店員になれるように、わたしを調教してください！」一途でカワイイ後輩からの（病的な）アプローチをかわしながら、柴崎は仕事を教えきることができるのか！？「もう付き合っちゃえよ」と言いたくなる、ステップアップお仕事（ラブ？）コメディ、始まります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

レンタルビデオ店でバイトをしている映画オタクの少年柴崎涼介が、映画が苦手な後輩バイトの犬見美咲という少女から熱烈な好意を向けられながら、癖のある社員や同僚達と共に仕事をしていく四コマ漫画風の作品。映画が苦手な犬見に先輩として仕事を教えながら、最初は映画が苦手な娘と付き合う気はなく、犬見のアプローチを躱していた柴崎でしたが、彼女を異性として意識していく様子がよく、何度もアタックし続ける犬見も良かった。どマイナーな作品ばかりの趣味全開の売り場を作る社員が面白く、レンタルビデオ店のお仕事事情も分かりました。

2017/09/24

[中性色]

全米が〇いた。というわけで、レンタルショップでのおはなし。意外と見られない平坦的な話の作りがキャラ的にもあってるのかな。ただキャラ的にはほとんど2人だけであとはゲスト程度。オチ的にも読みやすい作品なのでこれといったマイナスもなく読めた。ただしいていうなら挿絵は普通に欲しい。個人的には犬見さんと吉田さんが好み

2017/07/25

[ナカショー]

レンタルビデオ屋TSURUYAでバイトしている映画オタクの柴崎くんが柴崎くんに一目惚れしてバイトに入ったJK犬見さんから猛アタックされながら過ごしていくお仕事ラブコメ。一話一話が短く合間合間にさくさく読めて面白かったです。続くのなら次巻も楽しみです。

2017/07/10

[える]

読んでいて楽しい作品でした。私自身某レンタルビデオチェーン大手でバイトしていた経験があるので（書籍担当でしたが）、非常に懐かしく思いながら、場面場面で「あるある」と思いながら楽しく読ませてもらいました。章ごとが短くテンポが良いのでスラスラと読めてしまいました。4コマ風ですが各章ごとも繋がっているので違和感なく読めるのも良かった。そして何より、各キャラが良いキャラをしていて、生き生きしているので読んでいて気持ちが良かった。そして可愛い。主人公との関係が明かされた時の犬見さん、可愛すぎでしょ。続きに期待です！

2017/07/24

[真白優樹]

大手レンタルビデオショップでバイトする少年が、後輩の映画オンチの少女に告白され、始まる物語。―――曲者揃いの職場の中、縁を結ぶはどんな映画？　控えめに言っても際物ばかりなバイトの仲間達とのドタバタな働く日々。後輩の少女との健全なラブコメと漫才めいた空気に彩られた日々。そんな隣り合わせの日々に心解され自然と笑いが漏れ出るであろうこの物語は、良い意味で肩の力を抜いて楽しめる、あっという間に読むことのできる、一服の清涼剤となる物語であり、笑いが欲しい時に読むと良いかもしれない物語である。 次巻も楽しみである。

2017/07/08