電撃文庫<br> オリンポスの郵便ポスト〈2〉ハロー・メッセンジャー

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電撃文庫
オリンポスの郵便ポスト〈2〉ハロー・メッセンジャー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048932172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「地球人類は火星を見捨ててはいません。我々は皆さんを助けに来ました」
 オリンポス山の麓に不時着した謎の宇宙船に乗っていたのは、地球の全権大使を名乗る少女・メッセだった。
 八十年ぶりに再開される地球と火星の交信のため、エリスは彼女を火星の首都・エリシウムへと送り届けることになる。
 目的地に至るため、過去の戦争により汚染された死の渓谷《ルクス・グラーベン》を渡る二人の危機を救ったのは、かつてのクロの面影を持つ黒いレイバーだった。
「お願い! クロ! 目を覚まして!」
 そして死の渓谷に隠された施設で彼女が見たものとは──。 第23回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞の感動作、第2巻登場。

内容説明

「地球人類は火星を見捨ててはいません。我々は皆さんを助けに来ました」オリンポス山の麓に不時着した謎の宇宙船に乗っていたのは、地球の全権大使を名乗る少女・メッセだった。八十年ぶりに再開される地球と火星の交信のため、エリスは彼女を火星の首都・エリシウムへと送り届けることになる。目的地に至るため、過去の戦争で汚染された死の渓谷“ルクス・グラーベン”を渡る二人の危機を救ったのは、クロの面影のあるレイバーだった。「お願い!クロ!目を覚まして!」そして死の渓谷に隠された施設でエリスたち彼女が見たものとは―。

著者等紹介

藻野多摩夫[モノタマオ]
『オリンポスの郵便ポスト』で第23回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

45
新たな目的地へ向かう第2弾。オリンポス山の麓に地球の全権大使を名乗る少女が乗る宇宙船が不時着するところから始まる話。うーん、悪くないんだけど良くもない。この作品最大の魅力だった切なくも美しいドラマが無くなり、その分アクション要素が増えたせいでコレジャナイ感が半端なかったです。郵便屋の女の子が頑張る姿を見たいのに、アクションばかり見せられてもイマイチ乗れないんですよね。託された願いと想いを胸に明日へ向かうラストシーンはまずまずだったし、感動もあったけどそこも前巻程ではない。本当惜しいなぁ。2017/07/11

かんけー

33
作者もあとがきで言ってる様に、前巻で綺麗に終わっていたので?まさか続きが出るとは思わなかった....?と言うのが正直な所(^_^;)地球からのメッセンジャーと言う触れ込みで新キャラ登場?は良いけど、このメッセと言う女の子、キャラ的に今一つ感情移入出来んかった(-_-)最初と最後の格差が?まぁ、バトルシーンを挿入するのも理解出来るけど。クロを失ったエリスの心情を鑑みるに、彼女がオリンポスにどうやって帰途したかは各人の想いに任せ?たままで善かったのでは?本編のストーリーはプロットが練られてて面白いけど前述した2017/07/13

ひぬ

25
電子。オリンポス山でクロとの別れを経験したのち、帰路につこうとするエリス。そんな中、オリンポス山の麓に不時着した謎の宇宙船に乗っていた少女・メッセと出会い、首都・エリシウムに彼女の仲間の手がかりを探るために向かうことになります。新キャラのメッセの当初の出会いからの成長、そしてそれに伴ってのエリスの成長と変化は良かったと思います。前巻と比べ雰囲気は少し変わり、郵便の要素はほぼなかったのが残念でしたが、地球からの交信がなぜ無かったのかという謎も解けました。2021/05/08

中性色

25
MSN。今回は帰り道の旅の物語。ただ、あとがきにもちょっとあったように前回で纏まってるだけに今回は前回に比べて目に対してのノリが少ないというか。それに前回もそうだけどこの作品にロードムービーは求めてもアクションムービー要素はいらないよなぁ。というか、これも前回からだけど同じ敵ひっぱりすぎだって。個人的にはシロが好み2017/07/11

たこやき

20
1巻は火星の現状を伝えるため、多くの地を旅したエリスだが、地球からの使者・メッセを伴った今回はその部分が薄くなった代わりに、二人の関係性が主になった印象。自他ともに認めるよう、「何もできない」メッセ。だからこそ、支えてくれたクルーが生き残っているかもしれない墜落船へ向かい、その中で「死の谷」の現状を……。一方でエリスもまた、クロを喪失したショックを拭いきれない。前半は、エリスがメッセを。しかし、後半はメッセもまた……。二人の信頼関係の構築がしっかりと描かれている。2018/02/01

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