電撃文庫<br> アリス・リローデッド―ハロー、ミスター・マグナム

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電撃文庫
アリス・リローデッド―ハロー、ミスター・マグナム

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048913324
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「あたしが巡り逢ったのは…最高の銃だったわ」そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。災厄により相棒を失ったわたしは、不思議な運命により過去の世界で意識を取り戻す。そこで出逢ったのは、少女時代のかつての相棒。だがこのアリスは、とんでもないおてんばアホ娘だったのだ…。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために―。第19回電撃小説大賞“大賞”受賞作の、未来を切り開くマジック・ガンアクション登場。

著者等紹介

茜屋まつり[アカネヤマツリ]
『アリス・リローデッド―ハロー、ミスター・マグナム』で、第19回電撃小説大賞“大賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

38
スラーっと読めた作品。銃のミスターマグナムが良いなぁ。関係ないけどTODのソーディアン・ディムロスを思い出した。それはそれとして、あとがきにあるように一度そういう経験してからの投稿なので構成がすっきりしてるなぁという印象。2014/03/02

あなほりふくろう

15
題材や設定に新鮮さは感じられないけど、設定をきちんと使い切っているのがとても好感。アホの子アリスとミスター・マグナムのコンビも既視感はあれど非常に好み。歴史改変の真相~クライマックスへの流れはうまいと思ったし、オチもアリスらしいアホらしさで楽しく読み終えることができた。ただガンアクションのシーンに緊張感というか臨場感に欠けるのと、ゾォードにもう少し深みのある描写が欲しかったのが残念。きちんと完結してるので、次は完全新作で。2013/02/11

まるぼろ

13
かつて魔女戦争と呼ばれた争いで魔女のゾォードへの復習に一生を捧げ、また本懐を遂げる事なく死んでしまったアリスの相棒であり愛銃であったサラマンデル-ミスター・マグナム-が何者かの意思によって60年前にタイムリープし、少女時代のアリスと再会するが・・・と言うお話。基本的には好きな作品なんだと思います。ただ一点、アゴンロジの滑舌さえもう少しマトモならば・・・w 別に舌足らずな口調でも良いんですがせめて読みづらくならないレベルでお願いします・・・w ただ作品としてはとても好きになれたので次巻も読もうかと思います。2014/05/02

1_k

11
相当な力作。ただし、今風のラノベではなく、取っつきにくい。舞台設定やネタも一般受けするかどうかかなり疑問。これってラノベなんかいのう?具合で言えば、ガトー先生のコップクラフトが近いかな。電撃と言うよりもガガガっぽい。しかし、冒頭の造語と設定の嵐を乗り越えれば、牽引力の高いストーリーに自動的に最後までひっぱていってもらえる。地力は十分。「ああ、あの作品の影響を強く受けてるな」ってのは見え見えでも、それをきちんと我が物として書けているのは相当なプラスです。2013/02/19

豚山田

7
面白かったのだと思います。しかし物語の根幹を支える筈の肝心なものがいつまで経っても見えず、というか結局最後まで見えず、何か抜けてる感が否めずに終わってしまいました。物語は、主人公のマグナム銃が西部劇風の舞台で相棒の少女と敵の魔女を斃しに行くというもの。銃の一人称で進むスタイルは面白いのですが、何故銃が主人公でなければならなかったのか、銃に人格が無ければ成し遂げられない物語だったのか、結局そこが解消されなかったのです。物事全てに理由が必要とは言いませんが、少なくともこの物語にそれは必須だったのでは。うーん。2014/12/28

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