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内容説明
天道優馬がこの春から入学した白桜台学園は、多くの現役人気アイドルたちを輩出した『アイドル学科』が存在する特殊な学校。当然ながらアイドルたちを守るために校則は厳格で、生徒会や風紀の取り締まりもとても厳しい…。しかし、その圧政にただ一人立ち向かう少女がいた!謎の合言葉“青春革命”を掲げ、その神出鬼没さで体制側を翻弄し、抗い続ける彼女は―はたして何者!?そしてどういうわけか彼女に見初められ、声をかけられてしまった優馬の平穏な学園生活はいったいどうなってしまうのか!?「私と青春革命、はじめましょう?」―彼女の誘いから、日常が変わる!嵐を呼ぶ学園青春ラブコメディ。
著者等紹介
広沢サカキ[ヒロサワサカキ]
1984年の神奈川県生まれ。第17回電撃小説大賞“金賞”を受賞して『アイドライジング!』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
17
生存戦略。相変わらず王道を王道たらしめて書くことはうまいんだよな。ただ、前作と今作で違うところを端的にいうなら熱さが足りない。それに初期及びプロットの段階で結構作り上げちゃってるので、依頼をポンポン解決するようなテンポ感がちょっと欠けるかな。ただ、キャラをしっかり印象付けないと続巻どころかそ巻の中でさえ分かりづらくなったりする中で、しっかりとキャラ付け出来てるところはよかったかな。2020/03/31
カインズ
12
【アイドル分少なめ】★★☆☆☆ アイドル学科がある学校においてアイドル保護を名目に圧政を行う生徒会に青春革命という反抗を行う者達の物語。アイドル学科がある学校という設定が生徒会VS青春革命部という図式を作るための前提程度にしか活かされていないのが残念。また、圧政を行う生徒会に青春革命部が立ち向かうという構図も序盤に奏子が主人公に対して悪辣な行為を行うため、両者が同じ穴の狢のように感じられてしまいます。そして、ラストの事件解決の決め手となった証拠がいくらでも言い逃れが出来るものに思えました。イラストは、良。2012/07/10
KEI
11
購入。広沢さんの「アイドライジング!」が好きなので買ったが・・・。正直この作品は面白くない。高校生の男の子を主人公にして、学園モノで、ちょっとエッチな先輩が出て来て、アイドルでー、エロコメ作ったらこんなの出来ましたって感じ。「アイドライジング!」はアイドルのスポ根モノで燃えも萌えも兼ね備えた作品であり、アニメ化できる作品だと思うのでそちらに力を入れて欲しい。続きは出ても買わない。2012/07/13
ころん
11
アイドル学科が存在する白桜台学園では、アイドルの保護を理由に生徒会が圧政を行っていた。入部する部活を探していた新入生の優馬は、「青春革命」を合言葉に生徒会に対抗する女子生徒、麒麟堂奏子と出会う。スポ根な「アイドライジング!」から一転、今回は王道直球ラブコメ。大きな組織にたったふたりで立ち向かう感じの話。とにかく麒麟堂さんが可愛くて可愛くて。一方で、生徒会側の描写が薄っぺらくていまいち盛り上がりに欠けてしまったけど、次巻以降に期待。須藤の正体も明らかになったし、もっとアイドルが本編に絡んできて欲しい。2012/07/11
ゴローさん
9
広沢サカキ先生&CUTEGさんタッグと言う事で購入。生徒会が厳しい…どころか警察が介入出来そうな程過激な感じですが、まあそこはファンタジーって事で(←?)表紙や口絵を見た限り麒麟堂先輩はやんちゃで子供っぽいイメージでしたが逆でしたね。でも可愛いので問題なし。須藤の正体は半ば予想できましたが、素顔でのイラストが見たかった…!青春革命部と生徒会は方針は違えど目指す物は同じようですし、今後の展開に期待です。2013/02/17
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