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内容説明
地球上の全生物の滅亡が目前に迫る中、由宇がついにその地に立つ。これは偶然か必然か。このシベリアに「遺産」の原点に関わるすべての者が揃ったのだった。峰島と真目家の確執を知る女性スヴェトラーナ・クレール・ボギンスカヤの失われた過去。セルゲイの後継者と目される狂える天才イワン・イヴァノフが握る秘密。彼らと由宇が交わるとき、封じられていた歴史の扉が開かれる!?生存が絶望視される岸田達の消息は?グラキエスから逃れるため、闘真達一行が繰り広げる決死の逃避行の行方は?怒濤の展開に目が離せない。シベリア編、いよいよ佳境。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
遺産を巡るトンデモSFバトルアクション第十一弾。地球上の生物滅亡が近づく中、由宇が状況を打破するために行動する話。何が何だかよくわからんけどスゴいですね。理解しながら読もうとはするんですが、あまりにも風呂敷が大きくなりすぎたので現状を理解するので精一杯でした。ツッコミ所は多いけど、それどころじゃないって感じです。由宇と闘真が再会したのに、これといった盛り上がりが無かったのは次巻への布石なんだろうか。クレールがどうなったのかも気になるし、内容覚えてる内に続きを出してもらいたいです。2015/12/05
しぇん
21
KindleUnlimitedで。ようやくここまで追いつきました。ここで12年とか続刊出てなかったのは鬼だなと。不座も勇次郎もろくでもない事をしたんだろうな、とはわかりますが、結局何をやらかしてくれたのか?クレールはどうなってしまったのか?とかグラキエスて結局何なのか?とか気になる事だらけですね2024/03/10
水無月冬弥
14
#ラノベ 圧倒的な負け展開なのに由宇がいるだけでなんとかなりそうな不思議。とはいえ、伏線やらクレール親子の関係やらで、予断を許さない展開であることは間違いなくどうなるんだろう? それにしてもせっかく再開したのに会話をしない二人、やきもきしますなー2013/06/26
すみの
12
シベリアで地球上の生命体を滅ぼすほどの脅威となる『グラキエス』を用いたイワン・イヴァノフ。対するADEM&クレール母たち。またしてもピンチを救うであろう由宇の登場に安心と期待が。由宇の存在は安定している。クレール母の謎、闘真の謎、由宇の謎…まだまだわからず早く読みたい次巻。2013/08/27
はなん
12
ああー続きをすぐに!(笑)2年半ぶりの続きは、さぁ自分の記憶力との戦いだ!と思ったのですが、案外しっかり覚えていて感心感心(!?)相変わらず命懸けというか生きているのが不思議なくらいな状況下での先の見えない戦い。登場するひとりひとりが更にキャラが立っていてそれぞれの戦いも目の前に想像でき、2年半のブランクは待たされただけの意味はあったのだろうな、と思う。でもまさか、、彼女が散るとは思わなかった。。(でも本当に散ってしまったのかな?)由宇と闘真の先も気になるけれど、(続く)2012/09/06