内容説明
総統に、皇帝の座を。詐欺師には、財宝を。甲骨文字に隠された謎、壮大な宴席。華麗なる駆けひきが、中国の未来を変える!天才詐欺師、伊沢修が帰ってきた!歴史冒険エンタテインメントの大傑作。
著者等紹介
井上尚登[イノウエナオト]
1959年、神奈川県生まれ。東海大学工学部卒。会社員を経て、放送作家となる。1999年『T.R.Y.』で第19回横溝正史賞正賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tanta
4
やっぱりおもしろかった!マイナーっぽい本だけど、もっと人気出てもいいと思うけどなぁ?ダメ犬の武丸の出番が少なかったのがちょっぴり残念。でも武丸ジュニアの小丸がいたのが嬉しい^^2013/08/18
詩界 -うたか-
2
あのT.R.Yが帰って来た!というわけで今回はやんちゃ娘が増えて楽しい物語が繰り広げられます。このエンターテイメントな感じが好きです。
オオイ
2
史実を上手く取り入れ書いているも、話は 1 話のほうが断然です。2010/12/12
よっちゃん
1
さて今回の相手は辛亥革命を横取りして総統になった軍閥、袁世凱に皇帝即位の餌をちらつかせ手玉に取ろうとするものです。 。帝政復活を目論んだ袁世凱と日本、欧米列強との綱引き、これに伝説だと思われていた殷王朝の存在が証明される河南省の文化史的大発見という史実を融合した背景により、前作よりさらにスケールアップしたコンゲームを楽しませてくれます。 ただ、前作と違い、とんでもない仕掛けに騙されるというあの快感には至らないのがいささか煮え切らないところなんです。 2006/10/06
nokiko
1
わるいやつらの天下一武道会みたいでした2012/05/06