出版社内容情報
光文23年(1948)、日本とドイツの二大帝国は、世界の覇権をかけて激突した。戦線が拡大の一途を辿る中、日本軍は陸海軍共同で、ドイツ軍がクウェートに保有する油田地帯を奪取すべく「サ号作戦」を開始する。中東の征するのは果たしてどちらに……。
内容説明
光文23年(1948)、日本とドイツの2大帝国は、世界の覇権をかけて激突した。戦線が拡大の一途を辿る中、日本軍は陸海軍共同で、ドイツ軍がクウェートに保有する油田地帯を奪取すべく『サ号作戦』を開始する。一方、陸軍をオマーン半島に上陸させた日本海軍連合艦隊は、ドイツ太平洋艦隊を撃滅するために、インド洋を驀進する。そして、ついにマダガスカル沖において、『大和』『武蔵』『信濃』を擁する戦艦部隊と、ドイツ最新鋭艦「ビスマルク」級『ティルピッツ』『グナイゼナウ』率いる水上艦隊が激突した。戦艦対戦艦、大艦巨砲によるまさに殴り合いの死闘が、いま始まる。中東の覇権を征するのは果たしてどちらか。