内容説明
九歳の少年にかけられた母親殺しの容疑。児童精神科医の伊緒は、少年の無罪を信じ、事件の解明に乗り出す。だが、彼女を待ち受けていたのは、想像もしない悲劇だった―。横溝正史賞受賞第一作。現役精神科医の著者が、悪の本質を暴いた驚愕のサスペンス・ミステリ。
著者等紹介
小笠原慧[オガサワラケイ]
1960年生まれ。香川県出身。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。現在、精神科医。2000年、『DZ』で第20回横溝正史賞正賞を受賞し、デビュー
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