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内容説明
ついに姿を表した黒幕“ジョーカー”は、アメジスティアを誘拐しその姿をくらました。それを追う秋人たちは真冬チームを味方につけ、アメジスティア奪還、そして同じく“ジョーカー”を脅威と感じ別行動している“世界”のカードたちを守るために動き出す。お約束の占いトラブルがありつつも、たどり着いたのは極寒の東欧。移動の最中タロット少女たちは戦いへの決意と、戦いが終わってからのことを語らうのだったが―事態は予想だにしない方向に進み!?キスから始まる学園アルカナラブコメディ、堂々の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
10
最終巻。いろいろと纏めきったという感じかなぁ。タロットの22枚。つまるところ22人全員出し切ったという部分はいいけれど、逆に言うと一人一人に出番を与えすぎて冗長な感じがしないでもないというか。結局最後のカードの方は名前すら明らかになってないし。伏線回収とラストの部分に割くために、ジョーカーとのバトルが思いの外あっさりしているし。でも、きちんと話を纏め終わったところは評価できるかな。古き良き(?)ドタバタ系ラブコメを楽しみたいなら。途中までは香澄ちゃんだったけど、最後の最後で真冬派になったりしたし2014/12/02
菊地
3
終わった事に寂寥感よりも安堵感や解放感を感じてる時点で僕のこの作品への愛着がわかろうというものです。2011/02/19
maruta
2
最後はあまりに予定調和な纏め方。最初の設定からすると物足りないストーリーだった。そもそも22人も扱いきれるわけがなく、台詞与えるだけで紙面が埋まるのは当然である。途中からずっとだけど、このあざとい表紙何とかしてくれ。2016/02/05
のちの(ry
2
一言で言えば、「設定段階から、作者の分不相応に風呂敷を広げすぎた」といったところだろうか。なんとか最低限の体裁だけ整えてまとめてはいるけども、法王ェ・・・悪魔ェ・・・。表紙の人なんか人間名すら出てこない体たらく。まぁでも、ルカや座敷童のような後味悪いエンディングにならなかっただけ有難い、とするべきか。2011/07/01
REV
2
出オチの読み切り、と思ったが、よくまとめたもんだ。後日談が読みたいな。制作は あっぷりみんと あたりで。2011/02/10