内容説明
その昔、父さん母さんや、おじいちゃんおばあちゃんが子どもだったころ―村々にあんな子がいてこんな子もいて、無邪気に興じるその姿を、神様は陰にかくれてどこからか、いつも見つめていたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie
30
数年前、母が河口湖の与勇輝館に行った際に作品が孫にそっくりで驚いたと言ってた事がきっかけで気になっていた人形作家さん。確かに息子たちに似てるものがある。あの表情この仕草。ちょっとした場面を切り取ったかのような自然な仕草、可愛らしさ。2016/01/14
じゃすぽ
13
あーやっぱりいいな。与さんの作品は。素朴な印象だが、見れば見るほど凝らされた緻密な技に驚く。日常でとげとげした心がなめらかになって、潤ってゆくような感覚。写真に添えられた文章はテンポがよく、言葉あそびみたい。2017/07/05
ゼニガメ
4
人形とは思えないほど表情豊か。添えられている文章も素朴で写真にぴったり。昔の日本は美しいと感じる一冊。2016/11/12
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