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出版社内容情報
師走になり、花塚家は新年の準備で活気に満ちていた。大晦日には文治も来訪し、ねえね達や祖父、母とゆく年とくる年の狭間を楽しく過ごす姫子。そんな中、文治は姫子にあることを問いかける――。
餅つきや蕎麦打ち、初詣など、大正という時代の一大イベント「年末年始」をつぶさに描く第五集。新しい年を迎え、姫子はもちろん、30歳の文治や25歳の龍子といった大人たちも、変化し前に進んでいきます。さらに波紋を呼ぶ人物も現れ、物語は新たな展開へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキ
60
何気ない仕草とかで男性の色気を描くのが本当に上手いよね。餅つきとか手の甲の骨とか、前の刊だったら庭仕事とかさ。 文治さまが益々素敵。2023/12/15
どあら
58
妹から借りて読了。皆と食べる年越し蕎麦が美味しそう〜(^q^) 文治さまは名古屋のどて煮が大好きとのこと❗2023/12/23
ネムコ
56
お正月の前後のお話。めでたく明るいエピソードの中で、初詣で姫子ちゃんと鉄軍曹の出会ってしまった事件がヒヤリさせられる。流石の鉄軍曹も姫子には毒を抜かれてしまいましたが、それを聞いた文治様がはじめて見る怖い顔を姫子に見せたのが印象的。文治様の下の弟さんが激兄様Loveなのが、スパイ・ファミリーのユーリを思い出す。2024/01/07
Nyah
50
大正5年師走。年越準備とお正月様を迎える準備、12/29は蕎麦を打つ日。帝都の七色=七味入蕎麦を無理に食べる姫子。12/30は餅つき。文治や龍子(龍ねーね)の餅つ格好いい。そして文治を見直す龍子と龍子に賛辞を送る文治。大晦日、双六を見て文治との歳の差が埋まることのない哀しさを感じる姫子に「今だから出会えたのですよ」😊寝言🩷。明けて大正6年みな一つ歳を重ね姫子は13歳。朔日学校式典終わりに熱田神宮へ初詣。こまこと連れ立ち文治と待ち合わせする筈が‥。当時の様子がよくわかる。文治様は相変わらず素敵だ。眼福❤️2023/12/17
くたくた
43
一巻目や二巻目ほどの萌えはさすがに感じなくなったけど、女手ばかりの花塚家を手伝いしつづける文治サマが、相変わらず素敵です。あんな面(ツラ)だけど(^^ゞ、まだ31歳なんだよねえ。この巻では大正の師走の正月支度から年明けまで。初詣の熱田さんでは姫ちゃんが迷子になって不穏な出来事があったけど、真摯な文治サマに惚れ直しますね。さて、その文治サマ、鉄軍曹にどのような教育的鉄槌を考えていることやら次作が楽しみです。なお、年末年始とあって文治サマは私服多めです。時期的にも、この巻を12月に発行するのはナイス。
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