ファミ通文庫 賢者の孫〈１１〉一騎当千の新英雄

吉岡 剛【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047357587
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

世界の命運を賭けた戦いを制するのは――!?

内容説明

世界の命運を賭けた戦いに臨むシン達アルティメット・マジシャンズ。苛烈な戦いを繰り広げながらも魔人を率いる参謀ゼストを倒した彼らは、シュトロームがいる帝城に向かった。その途中、シン達は魔人の気配を感じたため、その部屋に向かうことに。するとそこには赤ん坊を抱えた女魔人ミリア！！すぐさま身構えたシン達だったが、ミリアに「シュトローム様を解放してほしい」と頼まれて…。ついに魔人シュトローム編、完結！！

著者等紹介

吉岡剛［ヨシオカツヨシ］
小説投稿サイト『小説家になろう』に連載していた『賢者の孫』が編集者の目に留まり小説家デビューする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

かつての帝国を舞台にシュトローム達との最終決戦が始まる中、彼等の絶望の全ての原因が明かされる今巻。―――目の前に立つは哀しき悪、それでもその魔法を今は撃て。　魔人達に次はない、その真の意味と魔人達の秘めた絶望が戦場に木霊する今巻。シン達誰もが新たな力を全力で用い圧倒的な力で殲滅すれど、そこに残る後味の悪さ。そんな辛く重く悲しみが後味の悪さを齎す、シリアス全開の最終決戦が重い余韻を齎してくる巻である。戦争の終末の先、転生者が元首に成り代わり、遠き地に新たな物語の芽が芽吹く先の世界とは。 次巻も楽しみである。

2019/11/01

[キリトン]

物語として一段落。伏線回収無理やりにでもいれてここで終わってた方が綺麗に終われたのではと思わずにいられない。ここから続けてもダラダラ続くだけな気がしますね。

2019/11/25

[彩。]

あー、終わったー。寂しいなと思ったら、続編ありとな！？楽しみが伸びました✨

2019/11/12

[Makotsu]

実は完結だと思っていました。まだ続くんですね💦 いつものようにチートマジシャンズが敵を無双して、ようやく魔人編終了でした。見方に全く損害の出ない最終決戦って正直微妙なんだけど、このご都合主義的展開もこの話の持ち味なので、もっと殺伐とした展開を望む方にはお勧めできません。新展開を匂わせて終わったけど、もう切り上げ時かもって感じです。

2019/11/18