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出版社内容情報
オールカラーで爽やかに味わう、商店街の群像劇。のんびりしているけど、あまり立派ではない「みつば通り商店街」。
金物屋の隣にあるスナックも、長らく空き家のままでした。小料理屋「コエド」が開店するまでは……。
刑事ドラマに出てくる小料理屋の女将に憧れて、みつば通りで「コエド」をはじめた元会社員のタケミさん。
本業は官能小説家の金物屋さん、恋多き元スナックのママ・ユフコさんなどなど、
クセがあるけど愛おしい商店街の人たちの、クスっとやすらぐ総天然色コミック。
◎各紙誌書評で大絶賛 オカヤイヅミの『ものするひと』2巻、同時発売。
オカヤ イヅミ[オカヤ イヅミ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺野錠
2
何事もない日常をただ描写するのが良かった。主人公にドラマチックな過去がと言う訳ではなく刑事ドラマに憧れて小料理屋を開くというのが面白かった。同じ作者の漫画は「ものするひと」は読んでいたけどこっちはカラーなのがまた違う印象になっていた。暖かい色彩なのも作風にマッチしていた。2020/09/02
akiu
2
商店街に集うちょっとだけふしぎな面々。ゆるふわ系。謎な人たちが出てくるが、特にその謎が明かされるとか、衝撃の過去が…! という展開はなく、淡々と季節が流れていく。他者に合わせられない生きづらさから、少しだけ救われるような作品と言えるかもしれない。2020/02/12
イカカイガカ
2
オカヤさんの作品の中でも、この作品は好きだ。絵もいい。ほのぼのとした雰囲気の中、登場人物たちのそれぞれのこだわりというか、個性がいい味を出している。2018/11/10
こまいぬ
2
オカヤイヅミのカラー好きだなぁ。おしゃれなんだけど、マイルドというか。みつば通り、ネットで連載されてるとき読んでて好きだったので、本になって好きに読めるのがとてもうれしい。おまけのあとがき漫画も楽しかったし。柚子だるまかわいい。あと、おでんのせごはん、私も好きなのでぐっと来ました。1人のお昼にこそこそ食べるのはおいしいです。2018/10/15
らて
0
はじめましての作家さん。 古本屋さんにてなんとなく惹かれて購入。 みつば通り商店街にある 小料理屋『コエド』の女将タケミさんを中心に、風変わりな金物屋の兄妹や常連さんの日々のやりとり。 淡々としていて、作品の世界観が どこかノスタルジック。 特に事件が起こるわけでもないのに、飽きずに読んでいられる不思議な物語。2019/11/04