出版社内容情報
一人ひとりの当事者が双極症と共によりよく生きるために。専門職や当事者、家族による、リカバリーに向けたアドバイスやメッセージ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山本
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この本を読んでまず感じたのは「温かさ」だった。暖炉の火のような穏やかなあたたかさ。まるで青木省三のような語り口だと思ってたら特別企画監修者にはいってた。 執筆者は精神科医、心理職、看護師、弁護士と多岐にわたるんだけどみな温かさに満ち満ちていた。支援ー非支援という一方通行の関係ではなく、どの方もクライアントの人生の伴走者であり続けようとしたことがよく伝わってくる。支援って不安定なボートの川筋を示すことしまいがちだけど、心における支援はそうではなく、一緒にボートに乗ってなんとか沈まないようにする事なんだよね。2025/01/29