ファミ通文庫<br> ハイスクール・ローレライ―運命のひと耳惚れ

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ファミ通文庫
ハイスクール・ローレライ―運命のひと耳惚れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047301719
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鼓膜から脳へと、快感が駆け巡る―!聞こえてきたその理想の声に、俺は“ひと耳惚れ”をした。生まれつき人一倍耳が良かったせいで不遇な時代を過ごしてきたこの俺が、遂に出会った美声の君!その声の主だと思われる美少女を追ってノータイムで入った朗読部は、先輩も優しいし同級生のイケメンも案外いい奴…なのに、なんでトラブルばっかり起きるんだ!?第16回えんため大賞優秀賞受賞作、音利きで万事解決!超聴覚系スクールコメディ、誕生!!

著者等紹介

志田用太朗[シダモチタロウ]
大学卒業後、フリーターを経て編プロに入社。ライターを約7年続けるも2013年に一念発起。1年後に第16回エンターブレインえんため大賞優秀賞を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
優れた聴覚を持つ田野音好が、入学式で「一耳惚れ」した美少女を追って朗読部に入部したことから始まる物語。聴覚以外は普通のうっかりキャラ音好が、朗読部員を始めとする個性的な人物に振り回されながら、なぜか次々と訪れるトラブルやお悩み相談に、特異な聴覚を活かして些細なイントネーションや言葉から違いを見出して問題解決に導く、ライトなミステリー&学園コメディといった風情でした。ドタバタし過ぎたせいか肝心のラブコメ要素が若干消化不良気味でしたが、方言を喋る向日葵さんは可愛かったです。次巻ではその辺りも期待したいですね。2015/01/31

まりも

28
人並み外れた聴覚を持つ主人公田野音好が、入学式で「一耳惚れ」した美少女を追って朗読部に入部したことから始まる話。頭からっぽにして読む良いおバカ作品ですね。ミステリー要素は薄いけど、主人公の聴覚を活かして仲間と共に問題を解決していく展開は斬新で良かった。個性的なキャラとのコメディ部分も面白く、テンポも良いのでサクサク読み進めるのもグッド。方言女子向日葵ちゃんが可愛すぎる。今後は美山さん、向日葵ちゃんとのラブコメも楽しめそうだし次巻も期待してます。2015/02/01

まるぼろ

21
第16回えんため大賞優秀賞受賞作です。生まれつき耳が良く、声の調子で相手の調子まで分かってしまう田野音好は高校入学と同時にある人の声に一目惚れならぬ「ひと耳惚れ」をするが…と言うお話です。あらすじを読んでラブコメ寄りな作品だと思ってましたが、読んでみると一年の3人による「聞く」事を武器にしたちょっとした推理モノになっており、いい意味で期待の外れた面白い作品だったな、と思いました。終盤ではしっかりラブコメもしていてそちらもどうなるか楽しみです。まだ朗読部らしい事はしていませんがそれも含めて次巻にも期待です。2015/03/11

中性色

17
ヤツメウナギ。この手の作品はいわゆるキャラに乗れるかどうかというのが人それぞれという作品なんだよなぁ。個人的にはちょうどよかったけど。ただ、意外と解決物メインになっているので意外とイチャイチャ的なものはないかな。しかし、いきなりのミランダ警告笑う。2020/03/05

瀧ながれ

15
聴覚に優れた男子を主人公に、「声・音」を柱にした作品。「ひと目惚れ」ならぬ「ひと耳惚れ」した相手はじつは、という冒頭でいきなり心を掴まれました(笑)。イントネーションや足音の違いを聴きわけて、謎を解いてゆく流れがおもしろかった。「朗読部」が舞台なのに、なにひとつ「朗読」してないので、続巻を期待します。あと、ユウくんに癒されました♪2015/02/13

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