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内容説明
赤マント事件の罰で帝剣は謹慎した。被害者の星村千歳も戻り、平穏になると思ったその時、清水龍人が、初めての敗北を喫する!相手は千歳と犬猿の仲の浅木春芽。龍人は春芽の従僕にされ、千歳の眼前で掠われてしまう!そして、帝都の路地裏を荒らす『九頭龍教団』撃滅の手伝いを嫌々させられるのだが、その教団が、不殺による錬武と並び求める最強への術、延年益寿と関わりあると知り―。蒸気煙る帝都で学徒剣士が刃交える剣戟浪漫アクション第2弾!!
著者等紹介
高瀬ききゆ[タカセキキユ]
1980年代生まれ。第一五回えんため大賞にて、特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
10
打切り……。今年の新人では好きなほうだったから残念です。死人多いし物騒すぎましたか。二巻では貞子さんにしか見えない敵が現れ大量虐殺やってくれてますしね。唯、アホだけど真っ直ぐな主人公の剣戟、考えすぎて愛までいってしまった千歳、よく解らない方向に突き抜けた会長等二巻も見所が多く楽しめました。師匠の女関係や身近にいるラスボス候補との話等伏線も大量に残ってますし、愛に目覚めてしまった千歳とのコメディをもっと読みたかっただけに打切りが本当に残念です。2014/12/01
藤崎
8
独自の信念突き抜け系オモシロ悪人が織りなすチャンバラ劇、2巻にしてどうやら完結の模様。そして妖怪濡女が完全にホラーなのですが、これわざわざ学外の事件に関わらなくても普通に学内だけで毎夜大惨事が起きてませんかと。ともあれ、各自の信念とか裏で繋がる伏線とかキャットファイト開幕とか、これから盛り上がりそうなだけに惜しい幕切れ。つーか「恋敵との真剣勝負(物理)」が許される世界観って何気に得難いと思うのですが・・・しっかり発展しなかったのがつくづく惜しい。そんな感じで、打ち切りにはつきものの、未練の残る読後感でした2014/09/07
1_k
7
あちゃあ、やっぱ打ち切りか。個人的にはものすごく好きだったのだが……。ラノベでは見栄えがしないのが悪かったのか。とんがった長所はとこかく、まだこなれなさが残るのもあるかな。前巻のカットインほどではないが文章を割ってのイラスト配置は今巻にもあった。確実に効果的なので、編集さんの負担が増えるとしてもほかのラノベにも波及させるべきだと思う。2014/09/07
takave
6
千歳ちゃんが雰囲気変わっちゃったけどこれはこれで良い。あとライバルの春芽ちゃんが思った以上に可愛かった。個人的にはもっと強敵との闘い!って感じなのを読みたいので次は是非是非。……で、2巻完結という名の打ち切りですよ。ファミ通文庫編集部にはがっかりです。2014/09/24
さくら餅
5
結構好きな作品だったのでまさかの打ち切りは悲しい…。戦闘描写、ストーリーの一貫性など前巻の反省点を踏まえているところが好印象。さらにコメディーも前巻同様に面白くて笑えます。メイド!残念なのは楽しみだった龍人の自称悪人が少なかったことと、最終巻にかかわらずメインヒロインである千歳が目立たなかったことかな。まぁその代わりウザキャラ春芽がでしゃばっていたけどもw戦乙女二人の恋の決闘がお気に入り。これで龍人たちに会えなくなるのは残念ですが高瀬さんの次の作品を楽しみに待ってます!2015/09/08