ファミ通文庫 武装中学生２０４５‐夏〈３〉

岡本 タクヤ【著】

エンターブレイン（2012/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 292p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047284203
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

レイジたちは、『蛇遣い』のアリッサからトワの力の秘密を明かされる。その力を取り除くことができれば、これ以上狙われることがなくなるかもしれない。そう考えた彼らは、トワの身体を調べるため高城重工の研究施設に赴きクマグスの兄・寅彦に便宜を図ってもらおうとする。だがしかし、『蛇遣い』が放った最後にして最も危険な弾丸が、そんな武装中学生たちの小さな希望すら撃ち砕こうとしていた―。戦場のボーイ・ミーツ・ガール、核心に迫る第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ドル箱]

感想。様々な伏線が出てきて、本格的な「武装」物語になりつつある巻でしたがプロットが上手くない。設定と知識には長けているが、プロットが下手なのでそれを上手く生かしきれていない。描写もう～んやや甘く（ラノベだがラノベ調ではないので）正直「ファミ通文庫」で出版したのは失敗と言わざる得まい。そしてイラスト要らない。筆力は決して低く無いが「全てにおいて空回りしたものがたり」と私は評価します。少し勿体無いラノベ。良い着眼点もあるが駄目な処も目立つ、そして4巻が今現在、出版されておらず打ち切り状態な訳だが出るのか？

2013/12/06

[KUWAGATA]

作品のコンセプトからして、この巻で完結しているものだと勝手に思ってましたが、未完なのね。確かに1巻の時のように、レイジをはじめとした防衛学院の生徒たちを中心にした展開ではなく、その周囲、特に敵側がやたらと語りすぎていて、なんか物語の軸がずれていってしまっている感がありましたが…。作品そのものとしては悪くはないですが、ちょっとラノベ向きではないかもですね。こういう方向に振るにしても、もう少し色気というか、キャッチーな要素があってよかったかもしれません。作者にとっては不本意なことかもしれませんが…。

2015/11/09

[お味噌]

みいやこ～～～～～～！！！ 今回も戦闘シーンは大満足でした。チヒロの足引っ張りっぷりも安定でしたねｗｗ蛇使いと大統領とか世界の裏や闇な部分が場を盛り上げますね＾＾トワの紋章は結構とんとん拍子に行きそうだったけど、かなりの急展開でしたね。イオリの侍VS忍者もよかったな～　そしてラストのミヤコであるｗｗ　　あとがきも、なんかジーンときたんで読後感はグットでした。4巻が楽しみです。

2013/01/12

[タカユキ]

色々と事件の核心が見え始めた…と思わせておいてのラストの引きですよ。これまでずっと素性の明かされなかったミヤコがそう動くとは…！「蛇遣い」がどう動くかも含め、これは4巻に期待せざるを得ない。早く続きを！

2012/11/11

[akuakuma]

★★★☆☆

2013/05/26