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出版社内容情報
合戦場でお肌の触れあい!?
ゆうき りん[ユウキ リン]
著・文・その他
内容説明
ある日、俺こと竹田晴海は川原で奇妙な場面に遭遇した。あそこの、丸めた新聞紙で小学生を叩いて追い回している女は、あの道明慈美幸か?学校では品行方正・才色兼備の超美少女で名の通った彼女が、まさかの児童虐待!?と焦った俺は、思い切って彼女に声をかけたんだが…まぁ今思えば、これが間違いだった。美幸が放った「うま、ゲット!」なる台詞がこんな結果につながるとは!合戦場を駆け抜ける青春ブシドーグラフィティ、堂々開戦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
与太郎
2
ラノベには珍しいスポ根もの。しかも、騎馬戦という変化球を放ってきた。イラストは表紙を見る限り好きな方かと思ったけど、挿絵を見るとそうでもなかった。それはそれとして。中身はなかなか良質なスポ根ものに出来あがっている。主人公が、優柔不断でも、鈍感でも、無自覚フラグ生産器でもなく、スポ根ものの主人公らしく熱い人間なのが嬉しい。ただ、道明慈と晴海と六月以外の台詞が少なくキャラ立ちが中途半端だったのが残念。まぁ、それもこれから徐々に確立していくのかな。惜しむらくは騎馬戦の描写がもう少し欲しかったところ。2010/06/04
菊地
1
スポ魂ものとして分かり易い段取りを踏んでてそれなりに読める。ただ、部員集めや勝負の勝ち負け、思い悩んだり挫折したりするシーンなど全体的にトントン拍子に進むため、よく言えばテンポが良く、悪く言えば深みが無いかな。2010/06/23
yu-ki
1
もう少しキャラ立てして欲しかったかなと思う。次巻あるのなら読む。2010/06/20
タカユキ
1
スポ根スキーにはたまらない作品。試合はもうちょっと詳しく書いてほしかったけど。設定的にはガチムチだらけの陣とかありそうだけど、出ないだろうなあ(苦笑) 続編を楽しみにしております。2010/06/02
葦附
0
俺たちの初陣となる、小高い森の向うに森が広がる合戦の場は、恐ろしいほどに静かで、こっちが怖くなる感じだった。(p3)■騎馬戦同好会の話。特別にこれがって訳じゃないんですが、無難におもしろかったです。全体的に七十点くらいというか。ゆうき先生の本はだいたいそんな感じで読めているので相性いいのかもしれません。後書きを無視すれば、それなりに綺麗に終わってると思います。ところで冒頭の文章ちょっと変ですね。2016/02/14