内容説明
年が明け―カシュヴァーンはアリシアの誕生日のために、図書館創設を進行中!最近の暴君夫は愛妻の薬指に興味津々だったり、愛妻が大好きな幻の奇書『雨悪』の作者を屋敷に招待しようと目論んだりと、とにかく騒々しい有様。そこに究極の邪摩者…怪物・ゼオルディスが現れた!自由気侭な逗留はカシュヴァーンを苛立たせ、アリシアに入れ知恵まで…。悪夢のような日々はある日“悪食大公”ガーゼット侯爵の異彩かつ奇妙な訪れにより、無事落着したかに思えたが―!?曲者だらけ、夫婦の『特別』な第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りう@ハンドメイド製作中♪
9
今回は膝枕と指輪ですね! カシュバーンの近視眼的嫁馬鹿ッぷりにキュンキュンした(笑)2015/02/08
梅みかん
8
息子に続きおじいちゃんができた。 カシュヴァーンの俺をもっと特別扱いしろが最高。順調にカシュヴァーンは嫁馬鹿への道を歩んでる。ディネロの様子が気になる。2020/02/28
みぃー
7
糖度があがってきてます。カシュヴァーンの我慢がいつまで続くのかなぁ。 だんだんアリシアにも心の準備が出来てきているし。ノーラとティルは完全に出来上がったんですね~。いつの間に?2013/04/04
なほまる
6
相変わらず生理的に受け付けないのですが、登場人物みんなも生理的に受け付けてないようなので、きちんと追体験してるということでよいのかも。しかも新しいキャラによってかなり中和されました。それにしてもカーシュは割と恋愛スキルがあるようなことをソツなく話してて、ふーん、いつの間に?とも思うのですが、まえ2人とも可愛らしくて良いです(笑)2017/05/14
かや
6
どんどん物語は不穏な方向に進んでいくのに、この夫婦甘い!甘すぎる!読んでいる最中は不快になったりこれから先が心配になったりしたゼオルディスの様々な嫌がらせが、読了後の今は全く気にならない、といったら嘘だけど、ほとんど気にならないほど甘かった。「贈り物」と「ひざまずく」という今回のテーマに盛大ににやけさせてもらった。サブタイトルにもなった悪食大公グラネウスも凄く好みのおじさまでまた登場してくれる時が凄く楽しみ。2015/11/09