- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
「あの人、何しに来たの?」母が怒ってアリスンにささやいた。内輪のはずの父の葬儀に、ニコラス・ブリストーが参列している。一度訪ねてきただけの彼が、なぜこの葬儀に?アリスンにとって、それは思いもよらないことだった。さらに、母をなだめる伯父夫婦が時折交わしている、いかにも心配そうな目配せも気にかかる。わたしの知らないところで、父の死より恐ろしいことが起こっている。アリスンは不穏な何かを確信した。葬儀のあとに開かれた昼食会にもニコラスは姿を見せ、伯父から理由を聞きだしたアリスンは、意外な事実を知らされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
7
自分に自信がなく、恋愛に奥手なヒロインが、父の借金の形に取られた家を守るために、ヒーローと便宜結婚をする。プライドの高いヒロインに対して、便宜的に結婚しただけと思わせるヒーローのやり方は非常にまずいと思う。どうして母親の言いなりになるのか、何故仕事が必要なのかを彼は理解していない。彼女のことを愛しているのなら、彼女が求めている居場所を作ってあげて、もっと自信が持てるようにしてあげるのが夫としての務めじゃないかな。2016/04/02
きき
5
リン・グレアムのヒロインが無駄に弱気で口喧嘩ひとつもまともに出来ないのに対して、こちらのヒロインは痛烈でケンカ腰。アッパレ通り越してヒーローが可哀想になった。歩み寄ってるのに拒絶の仕方が酷くて嫌な気分になったけど夫を探しに自ら出向いたヒロインは可愛かったから良しとしよう2019/06/13
麻琴
1
ヒロイン母がかなり性格悪く鬱陶しくてイライラする。ヒロインも好感持てない。そしてヒーローの心情も描写が少なく終盤までよくわからない。全体的にモヤモヤイライラしてほんと読み進めるのが苦痛な一冊。☆02014/07/29
糸車
1
ちゃんとあらすじを読んで選んで買ったつもりだったのに読み進めるのが苦痛だった。ちょっと読んでは放置。ものすごく時間がかかった。ヒロインの性格が悪い・・・。ヒロイン母の性格も悪い。ヒーローの我慢強さに感心するほかない。まあつまり、わたしには合わなかった一冊。買ったことを後悔してしまった。2013/11/01