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出版社内容情報
「ごめんな、夏目」その言葉を残し、春虎は夏目の前から姿を消した。そして――物語の舞台は、とある山寺へ。寺預かりとして雑用をこなす少女・秋乃の前に、蛟の生成りという新入りが入ってきて……。新章突入!
内容説明
「ごめんな、夏目。でも、いつか…きっと、また会おう」夏目を蘇らせるため『泰山府君祭』を執り行った春虎。夏目が目を覚ましたとき、その姿はもう何処にもなかった。そして夜は幾度も廻り―舞台は、冬の気配深まる山寺へ。幼い頃に寺に預けられ、下っ端として雑用をこなす少女・秋乃は、新入りの面倒を見るよう命じられる。蛟の生成りだという新入りに、不吉な予感を覚える秋乃。時を同じくして、三人の『十二神将』が来訪し、山寺は俄かに騒がしくなるが…!?大人気陰×陽ファンタジー、それぞれの想いと星の宿命が交錯する、待望の第二部―いよいよ開幕!!
著者等紹介
あざの耕平[アザノコウヘイ]
「神仙酒コンチェルト」でデビュー。徳島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
61
人里離れ隠れるように建つ山寺の星宿寺で雑用として生活していた秋乃。そこに蛟の生成りだという新入りの少女が入山してきて面倒を見るよう命じられる。不安がるもやがて打ち解けていくが、それを機に十二神将,さらにはテロリストとされる土御門春虎まで現れるといい…。泰山府君祭を執り行い夏目が蘇り、春虎が夜光として失踪してから第二部としてスタート。舞台は表の陰陽庁から歴史的にも隠れていた闇寺の星宿寺から。ついに秋の名を持つキャラが登場。名を秋乃。うさぎの生成りでウサ耳の持ち主。性格はウサギのように臆病。そこに蘇った→2014/03/30
mt.gucti
54
バカ虎~!!。が空しく響いた第二部のスタート。まだまだ何も説明は有りませんが、秋の名を持つものが出てきました。さて、また一から種まきなんでしょう。どんなエピソードも逃さず追いかけてみましょか(^^ゞ2015/07/02
水無月冬弥
52
あざの耕平先生(@k_aza)の #ラノベ 第2部のっけからフルスロットて感じですね、新キャラもどんどんでてきて、ついに「秋」が登場しましたし、血筋からも、超重要なキャラになりそうなので、楽しみです。ニュー夏目&バカ虎も良かったけど。バカ虎、かっこいいけど、儀式失敗してるじゃん、で、そのフォローが第一で、あとは知らねえ!て感じが、さりげなくバカ虎っぽくて好きです。2013/10/29
わたー
38
★★★★★面白かった。第2部スタート。表紙の夏目の黒ストに包まれた夏目のおみ足にhshsしていたのだが、内容が重いですね。テロリストとして手配され、春虎なのか夜光なのかわからない状態の主人公。蘇生に失敗され、リビングデッドなヒロイン。斬新過ぎる。そして、かつての仲間たちの所在も不明。暗躍する陰陽庁。これからどう物語が動いていくのか、春虎の目的は、そして、二人の恋はどうなるのか。楽しみだ。皆のアイドル、コンが大きくなってしまっただけがちと残念かな。2016/02/08
半熟タマゴ
31
春虎がメインだった第一部から夏目がメインの第二部へ。春虎に会いたいのに会えなくて叫んでた夏目のシーンがすごく切なかった。秋乃と夏目の出会いでこれからどう物語に変化が起きるのか。そして、今回出番がなかったキャラ達がどう関ってくるのか早く知りたいなぁ。2014/03/23