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内容説明
豪華列車をリーズナブルに、「走るホテル」で最高のひとときを。妻を誘って最高の二人旅。
目次
第1章 寝台列車旅行に妻を誘おう(女性に優しい寝台列車旅行;寝台列車のいま ほか)
第2章 「カシオペア」「北斗星」で北の大地へ(「カシオペア」概略;旅の準備 ほか)
第3章 「トワイライトエクスプレス」で優雅な旅を(「トワイライトエクスプレス」概略;旅の準備 ほか)
第4章 「サンライズ」で山陰旅行(「サンライズ瀬戸・出雲」概略;飛行機との比較 ほか)
第5章 こだわりのブルートレインガイド(ブルートレインは今楽しまなくては損!;「なは」 ほか)
著者等紹介
川島令三[カワシマリョウゾウ]
1950年、兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て、鉄道図書刊行会に勤務。『鉄道ピクトリアル』『電気車の科学』などを編集。以後、鉄道評論家として鉄道に関する多くの著作を発表。シリーズ刊行されている『全国鉄道事情大研究』などでの独自の時刻表研究は反響も大きく、実現された提案も数多い。JR西日本の福知山線脱線事故をはじめ、鉄道事故などにおいては報道番組で解説にあたり、その内容には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatayan
30
2007年刊。食堂車や個室など特色ある設備を誇る寝台列車を紹介。この5年夜行列車の退潮には歯止めがかからず、「トワイライトエクスプレス」は北陸新幹線、「北斗星」「カシオペア」は北海道新幹線の開通で廃止され、本書で登場する現役の定期列車は「サンライズ瀬戸・出雲」のみに。「ななつ星」「四季島」などの新世代の寝台列車は気軽に手が届くものではなくなってしまいました。 平成の終盤でも個性的な旅の楽しみ方があったことを後世に伝える一冊。 随所に旅の楽しさを伝えようと蘊蓄を込めたところに、著者の鉄道への愛を感じます。2019/11/12
Humbaba
5
飛行機による旅行は,確かにスピードが早くスムーズである.しかし,寝台列車には寝台列車なりの良さというものがある.移動費としてみれば安くないかもしれない.しかし,一泊分がついてくると考えれば充分にコストメリットがあるといえるのではないだろうか.2012/08/02
山田太郎
4
どんどん無くなってるので、1回は乗っときたいものだと思った。2010/05/06
こと
1
某鉄道系YouTuberさんの影響で、改めて「寝台列車」に興味を持ち、図書館で目に付いたものを借りてみた。哀しいかな、ここに紹介されている列車のほとんどは2019年現在ほとんど定期運行をしていないようだが。私自身、電車好きの弟のリクエストに答えた両親と一緒に、「北斗星」「トワイライトエクスプレス」に乗った記憶があるが、そうか、もうないんだな…。白黒ではあるが、各個室や食堂車の写真、運行ルートなど詳しいので、今後こういった本は歴史的史料にもなりそうだ。2019/06/21
bittersweet symphony
1
うちの4歳児の影響でなかば冗談で読み始めた鉄道関係の本ですが、気がつけば結構な数読んでいる気がしてきました。川島令三氏は鉄道ジャーナリストでこういう著作に必須の細々したネタ・トリビアの蓄積も満載で(どこの駅近のコンビニは氷が売っているやらいないやら、この列車のこの個室のアメニティはロゴ入りなのかそうでないのか等々)感心しますな。ブルートレイン時代からの懐古話も楽しめます。しかし寝台で旅行計画するには3連休が取れる状況でないとキツイですね。2007/02/17