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内容説明
違法!?合法!夜の仕事の儲けのしくみ。地下経済の規模と秘密も一挙公開。
目次
序章 「夜のオンナ」のお金の行方
第1章 あなたが払ったお金は誰の手にわたるのか
第2章 いちばん稼いでいる「夜のオンナ」は誰か
第3章 日本の夜に稼ぐ外国人女性たち
第4章 外国では「夜のオンナ」はどうしているか
終章 日本の「夜のオンナ」をどうするべきか
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業。専攻はマクロ経済学。同大学卒業後、横浜銀行のシンクタンク、浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)への出向を経て、2002年、第一生命経済研究所に移籍、経済調査部主任エコノミストとして、アジアやBRICs諸国についての論文を数多く発表する。2005年、同研究所退社。2006年にBRICs経済研究所代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
55
データの信憑性は正しいか否かには少々疑問が残るとしても、「夜のオンナ」が稼ぎ出すマネーは、合法・非合法あわせて年間11兆円、日本のGDPの2.2%規模であり、凄いという他の何物でもない。それにしても、「オンナ」は女性というだけで経済的価値を見出すという事なのか。個体でみれば、容姿端麗、肢体流麗、肉体豊満、性格柔和であるか否かでその市場価値は大きく変わる様だが、一部のホストを除いて多くの男性諸氏は二束三文にもならないのだから、羨ましい限りである。「夜のオンナ」達よ!閉塞した日本経済の復活に貢献してくれ給え!2011/12/15
おいしゃん
41
膨大な風俗業界による経済効果を示した上で、業界の合法化も提案する本書。思いもよらなかったが、税収入、雇用の健全・安定化などたしかにメリットも多い。2018/06/02
かず
25
★★★audible。具体的な数字が結構詳しく出てくる2016/07/15
mitei
18
裏の世界の経済規模とかがよくわかった。2011/02/02
ふろんた2.0
17
数値算出のアプローチはフェルミ推定なのね。時給換算すると他業種と比較しても高額だが、年収換算するとトップに君臨する人以外は会社員と大差ないんじゃないかなあ。今はもっと賃金が抑えられてるみたいだし。女性たちに支払われるのは売り上げの半分程度。残り半分の行き先と用途を思うと怖い。時給が高い分、人材派遣業と比較しても相当搾取されていると思うよ。2014/01/29