- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 角川oneテーマ21
内容説明
「負けた」と思わなければ「負け」ではない。不況倒産時代の敗者復活論。
目次
第1章 再生までの一八〇日
第2章 事業再生アドバイザーへの歩み
第3章 民事再生法誕生が日本を変える
第4章 DIPファイナンスとは何か
第5章 不良債権処理ビジネスの今後
第6章 事業再生と今後の日本
巻末資料 事業再生に関する最新情報
著者等紹介
田作朋雄[タサクトモオ]
プライスウォーターハウスクーパース・フィナンシャル・アドバイザリー・サービス株式会社(略称PwC FAS)取締役パートナー。1955年富山県生まれ。79年東京大学法学部卒業後、日本債券信用銀行に入行。84年スタンフォード大学でMBA取得。15年間、英米で不良債権処理、企業の再建・事業再生に従事。帰国後、日債銀で債権回収会社部門設立の副室長として奔走。その翌年98年末、日債銀は国有化され、現在は「あおぞら銀行」になっているが、プロジェクト自体は、99年9月「あおぞら債権回収株式会社」としてスタートし、事業再生コンサルティングなど幅広い活動を行っている。99年11月より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
12
最初はわかりやすい話から入るのだが、どんどん専門的な内容になっていくので、特にこの問題について勉強したい方向きか。民事再生法の有効性と日米の会社再建についての考え方の差異が理解できた。経済小説がお好きな方も、読んでおくと理解が深まると思う。2013/05/31
rebanira_itame_man
0
よい企業であれば、解散して債務を清算してわずかな額を回収するよりも、適正な債務額に圧縮して事業を存続した方が、従業員の生活を守り、社会の損失を回避できる。企業再生が社会のために役立っている、という強い信念を感じる本。2011/10/07
Shu Ume
0
法的整理と私的整理2018/01/28