角川選書
技術立国日本の中小企業

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033900
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C0360

内容説明

技術立国日本を支える中小企業の現状を、国内外の現場に出向き丁寧な取材にもとづいて分析、日本のものづくりの現状と展望を紹介。日本の技術力をいかに次世代に伝えていくかが大きな課題になっているいま、個性ある生産現場の事例を通して、その優れたものづくりの原点を探る。

目次

第1章 いま生産現場でなにが起こっているのか(なぜ優れているのか、日本の中小企業;先端技術を支える中小企業 ほか)
第2章 地域協力のもつ可能性(中堅企業の技術連係;国の政策と地方の取り組み)
第3章 外国人労働者と国際交流(人手不足と労働力政策;起業に成功し日本語学校を設立 ほか)
第4章 海外移転の意味するもの(優れた現場と弱い本社;新しい起業のタイプ ほか)
第5章 今日の中小企業(危機論が好きな日本;「危機」の予測はなぜ外れるのか)

著者等紹介

中沢孝夫[ナカザワタカオ]
1944年群馬県生まれ。高校を卒業後、郵便局勤務から全逓中央本部へ。89年立教大学法学部入学。93年同大卒。現在兵庫県立大学教授。五〇〇社の製造業の経営者、技術者の聞き取り調査を行い、四〇カ所の中心市街地・商店街の実態調査を実施。具体的なミクロな経済分野を得意としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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