出版社内容情報
火のドラゴンを従える“覇王”アイザックに召喚され、
キースとともに隣国・フォンドナ帝国へ赴いたセナ。
そこで見たのは、魔法の鎖で拘束されたドラゴンの王の姿だった。
ドラゴンを使役し、詠み手を挑発するアイザックに
セナの感情が爆発し、魔法を暴発させてしまい――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
64
一見従属と支配に似た二者の関係の謎を追っていく「フォンドナ帝国」編完結！ドラゴンを使役し、詠み手を挑発するアイザックにセナの感情が爆発し、魔法を暴発させてしまい。新しい魔法「解き放て」を習得したセナ。アイザックがわざとセナを挑発のは、魔法道具を破壊させる為。アイザックはドラゴンたちを居住区に鎖で拘束していたのではなく、密猟者たちから保護する為の共栄共存だった。また、キースは「詠み手(コーラー)」に魔法を閃かせる者、力を増幅させる者「伴い手(ステアラー)」の存在だったことが明らかになります。2021/08/30
maa
9
新しい魔法を習得できたセナ。アイザックにとらわれていると思われたドラゴン達、実は保護されていたとは。ギデオンの鎖を無事に破壊できたセナの元に新たなドラゴンが。旅立ったセナ達を見送ったアイザック達は別の敵へ。キースがセナのステアラーとドラゴン達には分かっていたようで、リシュカル残念そう。次は水のドラゴン編。2021/07/08
ささきち
7
まぁ〜予想通りな展開だったかね？セラの力を信じて？ギデオンを救おうとしていましたとさ。帝国は他国を滅ぼしたり侵略をしたいわけでなくただ敵を葬りドラゴンを守ってきただけのドラゴンと帝国の民を優先した王様でした。最初は勘違いをしたがあの密猟者がどうやって入ってきたのかは謎だがギデオンの拘束具しかりドラゴンを売り捌こうとする国がありそれを知った皇帝様がどうするのかなんて分かりきっているけれど楽しみですわ。次に救うドラゴンは水でなぜ殺してくれなんて状態になっているのか？セナの力は回復系がなさそうな気がするが2022/08/14
きのと
4
わりとキツめなタイプの少女漫画的展開。これで筋はとっているという体で進んでいく。とりあえずここまで2022/08/21
ちゃんみり
2
アイザック悪い人じゃなかった😊悪役の演技うまいな（笑）ギデオン・火のドラゴンたちのために動き、治めている自国だけを守るだけと言ってのける若き皇帝カッコイイ✨ギデオンとアイザックの『ピアス』は2人の絆の証だと思った♪他国への侵略に興味ないのが好印象、ベクラールは違うんだよな…。キースが詠い手の『伴い手』だと判明。セナとキースの関係も徐々に変化しているのがワクワク💕牢獄でヨルマさんに会った時の彼の姿、似合いすぎて分からなかった😂そして、新たなドラゴンが登場!!次はシエプラ王国。楽しみ♪2023/11/05
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