給食のをばさん

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

給食のをばさん

  • ウェブストアに18冊在庫がございます。(2025年08月25日 01時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048846547
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

給食調理員として働くことになった中年俳人が、すべての人々へとお届けする圧巻の175句。
あらゆるものごとを全肯定全否定し、生まれ変わった姿をさらけ出した最新俳句集。

【本書より】

僕は僕が思ふ給食のをばちやんをこれから体験してくる。歌舞伎町のチンピラがどんな「をばさん」になるのか自分でも楽しみだ――(「はじめに」より)

包丁を水に沈めて春惜しむ (四月二十一日)

ペスカトーレロッソじつとできない子 (五月二十四日)

麦味噌や昭和の夏は暑からず (六月二十二日)

夏痩せの肩をエプロンずり落ちて (七月十日)

名月をつくる身分となりにけり (九月二十九日)

ぽたーじゆのぽたぽたぽたと秋ふかむ (十月十九日)

鮭喰へば北が恋しくなりにけり (十一月六日)

沖縄のもづくに冬を教へたる (十二月十五日)

ビビンバの明るさだけの冬の昼 (一月二十四日)

手作りのゼリーに気泡日脚伸ぶ (二月七日)

鮫の味知つてゐるなり卒業す (三月十五日)

こんな愚かな自分が好きだし、僕には愚かさを笑ひにかへ、あたたかく受け入れてくれる俳句がある。愚かな人間にこそ俳句は必要だ――(「あとがき」より)


【目次】

――目次――

【はじめに 私がをばさんになつても】

【一学期】
・四月 15句
・五月 19句
・六月 17句
・七月 10句
・同僚のこと

【二学期】
・九月 17句
・十月 19句
・十一月 16句
・十二月 14句
・仕事のこと

【三学期】
・一月 16句
・二月 18句
・三月 14句
・メニューのこと

【あとがき ごちさうさまのかはりに】

装幀・装画・本文デザイン:南 一夫

内容説明

歌舞伎町の異端児が大変身!?どんな生き方だっていいじゃんか。俺が証明してやるよ。SDGs、ジェンダー、少子化…給食調理員へと変貌を遂げた人気俳人が全人類にお届けする全くあたらしい日記文学―誕生。

目次

一学期(四月;五月;六月;七月;同僚のこと)
二学期(九月;十月;十一月;十二月;仕事のこと)
三学期(一月;二月;三月;メニューのこと)

著者等紹介

北大路翼[キタオオジツバサ]
「オトナりぼん」代表。一般社団法人「天使の涎」代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiha

39
表紙絵の通り、をばさんではなくおっさんが小学校給食を調理する毎日を書いた俳句。私の予断と偏見だが、春夏の句はそのまんまを描いているだけなので、後半の秋冬の方が好みだった。「じやがいものつぶされなれし横つ面」じゃがいもマッシュはよく作るけれど、はたかれ続けた横っ面なんて感じたことがなかったので、よくぞ見つけたと思う。「ブロッコリーの最小単位としての粒」これも確かにと共感した発見!花蕾の集合体だから、一番小さい粒ってどれ?と見直してしまう。「食パンの耳はいつでも冬である」というず~ず~しい断言が川柳的で好き。2025/08/13

うさぎや

3
「給食のをばさん」として詠まれた句集(どういうこと?)。夏野菜カレーの日の「夏野菜つまりは肉のないカレー」がすき。2025/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22723979
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品