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内容説明
似て非なる彼らを“知りつくす”ための流儀!在韓30年超の日本人記者による体験的隣人論。激情、親近感、ジコチュウ、楽天的。好きでも嫌いでも…これが本当の韓国、韓国人!
目次
第1章 日本の韓国化はさびしい―反日vs反韓
第2章 韓国人のここが長所、ここが短所―「天使と阿修羅」
第3章 あなたのせいですホトトギス―「謝罪と反省」の深層
第4章 韓国人はなぜカナヅチか―変容する儒教社会
第5章 ミス・キムがいなくなった―民主化と擬似家族
第6章 いつも死にそう、狂いそう―「愛」の谷間で
第7章 爆弾酒が炸裂する―豪気の盛衰
第8章 「精」と「性」と「生」―食の韓国人論
第9章 誰が何といおうとわれ行かん―脅威の集中力
第10章 「理と気」の韓国人は面白い―二重構造の真相
著者等紹介
黒田勝弘[クロダカツヒロ]
1941年大阪生まれ。産経新聞ソウル駐在客員論説委員。京都大学経済学部を卒業後、共同通信社入社。韓国の延世大学留学などを経て、共同通信社ソウル支局長に。89~2011年産経新聞ソウル支局長兼論説委員。1992年ボーン・上田記念国際記者賞、2005年菊池寛賞および日本記者クラブ賞を受賞。SJC(ソウル・ジャパン・クラブ=日本人商工会、日本人会)顧問。在韓30年以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
30
日本にもシャーマンはいる。たとえば有名なのは、青森・下北半島の恐山で、死者の霊を呼び寄せる「口寄せ」つまり霊媒(除霊)をやる「いたこ」といわれる巫女がそれにあたる。また古代日本の「邪馬台国」の女王・卑弥呼は、中国の古文献『魏志倭人伝』では〝鬼道〟をよくやると記されている。この〝鬼道〟がシャーマンがやる予言、占いなど超能力のことで、したがって卑弥呼も強い霊感を持つシャーマンだったという説がある。 面白いのは、シャーマンの故郷ともいうべきシベリアのツングース系諸族は韓民族のルーツとする説が有力なことだ。2020/01/21
rokubrain
6
近年、どうしても相互の理解が進まないのがもどかしい。太古からの歴史を考えると文化的に最も近い国であることは間違いない。韓国からしても同じような気持ちではないだろうか。実は両民族とも深層心理では同じようなものがあり、違いは、時に見えてくる表と裏(先方からは裏と表)の関係だけ。心の源の根本識エリアは、同類のカタチがあり、そこに踏み込まないと相互理解は難しいのじゃないか、というのがこの本のおかげで確信めいてきた。「愛憎合い半ば」が他人には理解できない夫婦や恋人の間にあるように、それが民族間で起こっている感じ。 2017/10/21
おい
1
少し内容が古い。特に嫌韓に関する部分は今とは合わない。 ★★★2019/09/13
ミネチュ
0
黒田氏の最新作。 この人の本は読んでいて非常に気持ちがいい。 黒田氏の本を読むたびに思うんですけど、この人は本当に韓国が好きなんだなぁ・・・ だから韓国に批判的な話題でも読んでて不愉快な気持ちにならない。 韓国(人)をよく知ってる(つもりの)人にも、韓国を(人)をよく知らない人にもお勧めです。2015/01/23
HOT
0
在韓30年の著者が語る韓国人の良い面・悪い面。コリア ウォツチングを楽しもうと呼びかける。昼は反日、夜は親日の状況もよくわかった。この本を読むとシンシアリーさんも韓国人の気質があると感じられる。一番、心に残ったのが後書きにあった日本で反韓はあっても反中はない。韓国人はそれを差別と感じること。日本人はサムソン等の大企業を妬んでいるか無意識に韓国を見下しているのか。それとも脅威を感じているか。2015/01/04
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