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内容説明
問題は福島だけではない―。原子核工学者と、3万人のがん患者に向き合ってきた放射線治療の第一人者が、原発と医療被ばくによる「複合被ばく」の真実を明らかにする。
目次
第1章 そもそも放射線とは?―被ばくの実態に向き合う
第2章 世界一の医療被ばく国、ニッポン
第3章 原発事故における被ばくとの格闘―福島で何が起こっているか
第4章 原発の安全・安心神話を語るのは誰か
第5章 原発作業員や放射線医療従事者を被ばくから守れ
第6章 放射性廃棄物をどう処理するか
第7章 日本は世界の流れから取り残されていないか
終章 私たちはこれから、放射線とどう向き合うか―後世の子孫への責任―
著者等紹介
小出裕章[コイデヒロアキ]
1949年、東京都生まれ。68年、原子力平和利用の夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学するが、女川原発の建設計画で原子力発電の危険に気付き、以後一貫して反原発の立場から研究と発言を行う。74年、同大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。現在、京都大学原子炉実験所助教。専門は放射線計測/原子力安全
西尾正道[ニシオマサミチ]
1974年、札幌医科大学卒業後、(独)国立病院機構・北海道がんセンターでがんの放射線治療に39年間従事。現在、北海道がんセンター名誉院長、北海道医薬専門学校学校長、厚生労働省北海道厚生局臨床研修審査専門官。市民活動として、「市民のためのがん治療の会」顧問、「たらちね甲状腺検診プロジェクト」顧問。専門学術著書・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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