感想・レビュー
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Cell 44
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第三句集。栞文が三木卓・池内紀・末木文美士と豪華。韻律に七・五・五のものが増えた気がする。「初蝶といふ白妙の角度あり」「てのひらにのせたきこゑのありさくら」「たまの緒もしだれざくらも梳かれつつ」「撲りこむ夏鶯や富士の肚」「睡蓮やあをぞらは青生みつづけ」「新涼や呼び合ふ火焔土器の口」「石に描く０限りなし冬夕暮」など。2021/03/22
