出版社内容情報
あやめは学校の神木にひたいをあてて祈った夜、謎めいた夢を見る。すると月明かりの神木の下に、何かが視えた!“視える”が次々と伝染り、地霊町に秘められたふしぎが顔を出す。いまだかつてない怪談推理コメディ。
内容説明
お母さんを亡くしたあやめは、昔、神木であったという小学校のナギの木にひたいをあてて祈った。その夜、謎めいた夢を見て、目覚めた時、いつも神木にいる猫の黒子が窓からのぞいていた。黒子にさそわれ、窓から真夜中の町に出ると、月明かりの神木の下に、なにかが視えた!“視える”が次々と子どもたちに伝染り、地霊町に秘められたふしぎが顔を出す…まったく新しい、怖くておもしろい怪談シリーズが今、はじまった!小学上級から。
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
高知県生まれ、京都育ち。1994年『風のラヴソング』(講談社)で第27回日本児童文学者協会新人賞、95年第45回文化庁芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。2005年『あした、出会った少年』(ポプラ社)で第29回日本児童文芸家協会賞受賞。東北芸術工科大学客員教授
小島水青[コジマミズオ]
第6回『幽』怪談文学賞で短編部門大賞受賞。2012年受賞作を収録した『鳥のうた、魚のうた』(メディアファクトリー)、13年初の長編『さようなら、うにこおる』(中央公論新社)を刊行
宮下恵茉[ミヤシタエマ]
大阪府生まれ。2006年『ジジ きみと歩いた』(学研教育出版)で第15回小川未明文学賞大賞、08年第37回児童文芸新人賞を受賞
横山充男[ヨコヤマミツオ]
1991年『星空のシグナル』(文研出版)でデビュー。94年『少年の海』(文研出版)で第23回児童文芸新人賞、2000年『四万十川物語 光っちょるぜよ!ぼくら』(文研出版)で第24回日本児童文芸家協会賞受賞
TAKA[TAKA]
1982年、大阪府生まれ。イラストレーター。2013年『Quarterly pixiv vol.11』(エンターブレイン)イラストコンテスト冬部門大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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深青
御座候。
絵具巻
shikinokeyaki
紅独歩