出版社内容情報
星空をとんでゆけ! ずっと子どもでいられる国へ…。一生、心にのこる名作
ある夜、3階の窓から子ども部屋にとびこんできた、永遠に大人にならないふしぎな少年ピーター・パン。少女ウェンディと弟たちをつれだし、星空をとんで、さぁ、ネバーランドへ。絵60点、世界一ゆかいで切ない物語
内容説明
星のまたたく夜、3階の窓から子ども部屋へとびこんできたのは、永遠に大人にならないふしぎな少年ピーター・パンと、小さな妖精ティンカー・ベル。ピーターは少女ウェンディとその弟たちをつれだし、空をとんで、夢の国ネバーランドへとむかいます。そこにはフック船長ひきいる海ぞくたちがピーターをやっつけようと待ちうけており、美しい人魚や人食いワニまでいるのです。さぁ、世界一ゆかいでせつない冒険のはじまりです!小学中級から。
著者等紹介
バリー,J・M.[バリー,JM.][Barrie,James Matthew]
1860~1937年。スコットランド生まれの、イギリスの児童文学作家で劇作家
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ、東京大学教授
mebae[MEBAE]
1979年生まれ、北海道在住。イラスト、漫画、アニメなど、さまざまな分野で活躍するクリエーターで、アニメスタジオ「ポンコタン」の代表もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
13
児童書だと思ってかかったら意外と難しい。大人になって得られるものは当然多いけれども、それと同時に失うものも多いのかもね。もう僕は22になってしまったが、まるでわからない事をあたかもわかっているかのようなことをいって遊んでいるから子供だと思っていたい。2017/04/09
歩月るな
11
超体感型アトラクション。この何とも言えない地の文の語りに慣れないと厳しい。海賊を一人ぶっ殺すまでを観客にカウントさせてくる等。『ケンジントン公園の~』を読んだのは去年の五月でしたが、もともとはこの本を読むためでした。読書計画など在って無きが如き物。2013年訳出、例によって完訳なのかな、多分オブラートに包むようなことは一切していないと思う。文章中の違和感はそもそも日本語表現じゃないという個所だろう。記憶ってどんなもんだろう。クリストファー・ノーランの映画『メメント』は正しくピーター・パン的であると言える。2018/03/14
titti
4
話は、面白かったけど訳が下手でよくわからなかった。2017/02/28
カヤ
4
この話は、最初と最後が好き。あと、数ヵ月前に福音館のを読んだはすなのに、インディアンのくだりをまったく覚えていなかった。2016/12/01
paumi
3
もっと以前の私は大人になりたがらないピーターパンに非常に感銘を受けていたのだが、今読んで以前ほどの感動は受けなかった。それは多分私が大人になったからだろう。良くも悪くも客観的に見ることができるようになったんだと思う。それでもピーターパンの世界観は印象的だ。空想に耽りたいとき、感傷に浸りたいときにまた読もうと思う。そして挿絵が上手い。2017/10/20
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