内容説明
「明日から、おまえたちが怪盗レッドだ!」春休みのある日、アスカとケイはお父さんからそんなことを言われちゃった!2人はねずみ小僧を先祖にもつ家系で、13才になると、怪盗デビューしなきゃならないんだって!しかも2人とも、しらないうちに、ありえない力を身につけていて…。IQ200の天才ケイと、人間ばなれした運動力のアスカが、悪しきをくじき、よわきをすくう、平成の怪盗としてとびまわるよ!小学中級から。
著者等紹介
秋木真[アキギシン]
静岡県生まれ、埼玉県育ち。『ゴールライン』(岩崎書店)でデビュー
しゅー[シュー]
神奈川県下在住のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
64
図書館本。 買い出しやら初ミッション迷子猫探しやら結構生活感ある作品でした。児童文学以上に時代小説の空気を感じる作品…かな? IQ200のケイ…。頭がいいということは便利な反面、嫌な記憶とか引きずったり余計な心配事にとらわれたりするのですよね。後は他人と会話が合わないとか…。無愛想な態度からなんとなく暗い過去が見え隠れするのは自分の気のせい?2019/07/07
たまきら
36
娘が楽しそうに読んでいたので私も読んでみました。超人的運動神経を誇る女子と、頭脳明晰男子、そして親父たち…という家族経営の怪盗一家が主役です。基本義賊で本人たちはえらく普通の生活をしている…という設定も楽しい。ネズミ小僧が出てくるからには墨田区在住であってほしいものです。2022/09/27
鈴
33
息子本。息子より先に読む。絵がカワイイので子供は手にとりやすいだろうな。小学6年生が主役なので小学高学年向けなのかなぁと思ったら、読んでみたらもっと低め設定か?と。そしたら書いてあった、中学年向きだと(^^;知ってたら買ってあげなかったのに(笑)キャラのノリとしてはマジックツリーハウスシリーズの雰囲気。人気みたいなので、やはり子供受けはいいのだろうが、高学年以上の子だと物足りないかもしれない。2016/07/11
陸抗
23
運動神経がずば抜けているアスカと、頭脳明晰なケイが、父親達の家業を引き継ぎ「怪盗レッド」として悪人からお宝を盗むことに。どちらも母親を亡くしているからか、父親達のやることがたまにとんちんかんなのが気になるけれど。もうじき中学生な二人が、同じ部屋で住むのは親として気にならないのかな~。同居はともかく、広い所に引っ越ししたら…。怪盗デビューは、予定外の事が続いてハラハラしたものの、楽しかった。2021/05/29
kanki
18
小学生に薦められて。児童書。天才ハッカーと組んで大活躍♪2021/02/05